今日は稲川さんのMBAワークショップの2回目として、Negotiationをテーマに講義・実演を行いました。Negotiation:交渉はビジネスでも日常でも頻繁に使うもので、特にビジネスにおいては社内外の関係や仕事の分担・費用などの調整で欠かすことはできず、結果を大きく左右するテクニックと言えるでしょう。
細かいテクニックはいくらでも本などに紹介されていると思いますので、ここであえて書きませんが、交渉の上手い下手はいったい何から差が出るのでしょうか。
私自身を振り返ると、子供の頃から気が弱く、いじめられ子で交渉ごとはことごとく自分が譲る側になっていたと思います。社会人になった時点で考えても、基本的にのんびりした性格で交渉ごとはできれば避けたいような性格でした。ところが、自分で事業部を作り、メンバーの分まで含めて責任を負わねばならないような立場になるにつれ、交渉しなければなにひとつ有利な状況に立てないということを味わい、徐々に交渉をせねばならない状況になっていったというところでしょう。もちろんプライベートでも一人暮らしをはじめたり、結婚したりするうちに様々な交渉が必要になります。
交渉の上手い下手は場数の多さではないかと思うのですが、同時に責任の重さがポイントだと感じています。交渉が不利な結果に終わっても影響が対してない場面をいくら経験しても、大して上手くはならないのではないかと思います。
交渉のポイントは基本的には双方にとってハッピーな結果を目指すことでしょう。特にビジネスにおいては片方だけに偏った結果は長続きせず、長期的にはマイナスになることが多いものです。自分だけ良ければ、という考えで交渉に臨むと大抵は失敗につながるということですし、それ故企業のスタンスとして「公」の立場が重要なのです。もちろん企業なので利益を上げねばなりませんが、相手にとってもメリットがある仕事をしなければ続きませんし、それがわかりやすく言うと「社会貢献」という言い方になるのだと思います。
お客さんと共にWin-Winの関係を目指して行動するようなメンバーが育っていくことを願っています。