世界的な不景気の中、満足できる業績ではありませんでしたが、34期の決算も無事に終えました。当社をご指名いただいたお客様、協業していただいている会社様に心よりお礼申し上げます。今後ともご指導、ご鞭撻よろしくお願いいたします。
34期に特徴的であったのは、IT関連で受託開発の仕事がますます小規模・短納期になったことでしょう。いわゆる従来型の受託開発だけでは満足な結果を出しにくくなりつつあると感じています。一方、製品開発販売事業は好調で、IntraGuardianシリーズ、Ethdelayシリーズ、ProDHCPを中心に、多くの実績を残せました。製品ノウハウを生かした特注品の開発も増え続けています。インターネットの基幹部分を支えるような部分でも当社の製品・特注品が活躍していますし、難易度の高い仕事はむしろ増えているという印象です。一言で言えば「どこでもできる仕事は苦しく、独自ノウハウを持つ仕事は強い」という傾向がますますはっきりしてきていると感じています。
幸いなことに、当社は、モノ作りが好きで当社を選んだメンバーが集まっている会社ですので、「こんな問題を解決できないか?」というご相談をいただければ、汎用的な内容であれば製品やサービスに、個別であれば特注開発で、すぐに提案・実現できる力を持っています。こんな時代だからこそ、ますます当社のような個性的な技術者集団が活躍できるチャンスだと感じています。
35期は得意分野をしっかりアピールし、固有技術が広く社会の役に立つようにしていきたいと考えています。
毎年繰り返しになりますが、私が目指す会社の理想像は、「技術者が夢を実現できる会社」です。トップダウンで指示通りに動くような組織ではなく、それぞれのメンバーが得意分野を活かし合い、技術面を中心に夢を実現できるような会社です。それにより社会貢献できる幅が広がると同時に、社員の積極性が高まり、質も高まると考えています。社員一人一人のチャレンジを大切に経営方針の「全社員が誇れる会社」を目指します。
2010年12月



