製品情報

「ProDHCP(プロディーエイチシーピー)」は、ISPや大企業など大規模なアドレス管理向けに最適化された高性能DHCPサーバです。管理アドレスが10万件を超える環境に対応し、一般的なDHCPサーバの苦手とされる設定反映のリアルタイム性を追求しています。また、商用利用を前提として開発しており、厳格なリース管理と安定動作にも配慮しています。「ProDHCP」は、日本シー・エー・ディーがフルスクラッチでゼロから開発したものですので、特殊用途に向けたカスタマイズの要望にも柔軟に対応可能です。

ProDHCPは、株式会社ソリトンシステムズの開発した、DHCP/ダイナミックDNSサーバーアプライアンス「Net'Attest D3」に採用されています。

※Net'Attest D3は、株式会社ソリトンシステムズの登録商標です。

ProDHCPはIP電話システムのIPアドレス管理で採用いただき、10万件を超えるIPアドレスを管理し、安定稼働を続けています。設定変更のスピードと、厳格なリース管理が採用のポイントでした。Solaris(SPARC版)で動作しています。

ProDHCPは公衆無線LANシステムのIPアドレス管理で採用いただき、大量のIPアドレス・セグメントを1サーバで管理しています。独自のカスタマイズも行い、サービスにあわせた運用を実現しています。大規模対応と安定稼働・開発者によるサポートが採用のポイントでした。Linux(x86版)で動作しており、冗長化オプションも採用いただいています。

UNIX系OSで広く使われているISC(Internet Systems Consortium)製のDHCPサーバは、設定ファイルの変更を反映させるためにプログラムの再起動が必要です。再起動に必要な時間はリース情報が増えるほど長くなり、10万件規模のリース管理を行っている場合、高性能なサーバ機でも数分かかってしまい、その間DHCP機能は使えなくなってしまいます。
設定反映のリアルタイム性を追求している「ProDHCP」であれば、設定ファイルの変更を反映させるためにプログラムの再起動は不要です。HUPシグナルの通知に対応し、リース管理数が10万件規模であっても数秒、100万件規模でも十数秒で設定の変更を反映させることが可能です。設定変更の反映前後でプロセスIDも変わりませんので、稼働監視システムなどとの連携も容易です。

DHCPサーバの中には、リース可能アドレスが枯渇してしまった際に、固定割り当て用と設定されているアドレスを払い出してしまうものがあります。「ProDHCP」は設定通りの動作を確実に行います。また、SYSLOGとアプリケーションログファイルに記録されるリースの状態遷移も漏れなく確実に出力され、厳格なアドレス管理とともに確実な記録として利用できます。

「ProDHCP」には冗長構成用のオプションと、冗長構成用のライセンスが用意されています。冗長化は最大16台までに対応していますが、サービスを提供するのは1ホストで、他のホストにリアルタイムにリース情報を同期し、障害発生時に即座に他のホストがサービスを開始する形態です。
また、リース情報のスナップショット作成機能もありますので、他のクラスターシステムと組み合わせて運用する際にもリース情報の同期を容易にとることができます。

「ProDHCP」はリース状態の変化や通信の遷移を全て明確にログ出力します。リース満了や設定変更による解放なども、実際の動きと同じレベル・タイミングでログに記録します。監視システムとの連携も厳密に行うことが可能です。SYSLOGとアプリケーションログファイルに出力します。

「ProDHCP」は業界標準規格であるRFCに準拠しています。大規模環境で想定されるリレーエージェントを利用した多セグメントでの運用や、マルチホーミング、DNS動的更新など、複雑な運用環境にも対応しています。

ISC製のDHCPサーバと設定ファイルの互換性を高めてありますので、「ProDHCP」への移行は非常に簡単に行えます。

  • ProDHCPはISCのDHCPサーバと同様な動作を目指して開発されていますが、以下のような独自拡張機能も設定により利用できます。
    ・可能な限り同一MACアドレスに対して異なるIPアドレスを割り当てる動作の指定
    ・空きアドレスを検索する際の検索方向の指定
    ・空きアドレスを検索する際に検索開始位置のランダム化の指定
    ・ICMPによる重複チェックのON/OFF
    汎用的な機能拡張は技術的に可能な限り対応していく方針でバージョンアップを続けています。

  • DHCPの評価・運用に必要な各種ツールも提供しております。
    ・負荷テストツール:多数のDHCPクライアントのリクエストをシミュレーションします。
    ・ヘルスチェックツール:監視システムなどに組み込み、DHCPサーバの稼動をチェックできます。
    ・リース情報編集ツール:リース情報を直接確認・編集できるツールです。

    その他、ご要望に応じて以下のようなさまざまなツールをご提供可能です。
    ・ホスト定義自動変換ツール:元データに応じてほとんどの場合ご提供が可能です。
    ・性能評価用リース情報生成ツール:リース中の情報を強制的に生成して動作評価を行えます。

標準価格 \800,000/ライセンス (税込み)
冗長化用 \400,000/ライセンス (税込み)
冗長化ソフトウェア \200,000/ライセンス (税込み)

※冗長化ソフトウェアは1サービスホストに対し複数の冗長用ホストで構成しますが、ライセンス費は1サービスホスト分のみ必要です。

複数ライセンスご購入頂く場合には、ボリュームディスカウントが適用になり、特別価格でご提供させて頂きます。ボリュームディスカウント価格につきましては、別途お問い合わせください。

有償サポート
  • 無償アップグレード
  • 電話・メールサポート(2営業日以内の回答)
標準価格の15%/年(初年度より)
オンサイトサポート
  • お客様のもとへ当社の技術サポートスタッフが訪問し、問題を解決します(導入設定、環境移行、スポット対応など)
\40,000/日(別途 交通・宿泊費)

対応OS
  • Linux Kernel 2.6
  • Solaris 9、10
  • Mac OSX 10.4、10.5
管理アドレス数 15万件以上(無制限、ハードウェア等の環境に依存)
ライセンス ハードウェア毎に1ライセンス必要となります
※仮想マシン環境では仮想マシンごとにライセンスが必要になります。ボリュームディスカウントも可能ですので、別途お問い合わせください。
付属ツール
  • DHCP負荷試験ツール
  • ヘルスチェックツール
  • リース情報編集ツール

※ 製品仕様は、お客様のご要望に合わせて、柔軟にカスタマイズ可能です

※ 別途ご契約によりソースライセンスも提供可能です。