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1時間目 オブジェクト指向とJavaのクラス
6−1−1.Javaとオブジェクト指向の関係
Javaの特徴を挙げると必ずと言っていいほどオブジェクト指向という用語が挙げられます。
一学期にJavaを学びましたが、それなら「一学期に作成したのは、Javaプログラミングなんだから一学期のプロ
グラムもオブジェクト指向でしょ?」と聞かれると自信を持ってオブジェクト指向とは答えられません。
これから学ぶクラスは、一学期にも使っているので、その点ではオブジェクト指向と言えるかもしれませんが、
Javaでプログラミングすれば、全てのプログラミングがオブジェクト指向になるわけではなりません。
オブジェクト指向を説明しようとすると1冊の本でも説明できなぐらいい奥が深く、Javaを扱えるようになった
からと言ってもオブジェクト指向を使いこなせるわけではありません。
その点では、プログラムとオブジェクト指向の関連性はありませんが、Javaプログラミングでは話は違います。
Javaで作ればオブジェクト指向になるわけではないと言ったように、オブジェクト指向を無視する事はできますが、
それではJavaプログラミングとは言えないでしょう。
6−1−2.オブジェクト指向とは
Javaとオブジェクト指向の関係はわかりましたか?オブジェクト指向を知らないのに、理解するのは難しいと
思います。
Javaに必要な最低限のオブジェクト指向は学びますので、がんばって習得しましょう。
また、オブジェクト指向を習得することが遠回りのようで、上達するには近道ですから。
オブジェクト指向とは、オブジェクト間のメッセージのやり取りによって情報の処理を行う事をいいます。
オブジェクトとは、目的、対象、目的語又は物と訳されます。
オブジェクト指向はオブジェクトを中心と考えるので、データを中心として考えた構造化プログラミングとは異
なりプログラム上ではどうしても無駄が混じります。
例えば、パソコンとケータイを考えた場合、オブジェクト指向はパソコンとケータイを個別に管理して、構造
化プログラミングでは共通部分を一緒に管理します(両方とも考え方であり、実際のプログラムではそうしない
事も可能ですが、考え方ではこのような差がでます)。
共通部分とは、例えば、インターネットにアクセスするなどの手続でJavaではメソッドといいます。
オブジェクト指向の場合は、メソッドをパソコンやケータイごとに管理するのに対して、構造化プログラミング
では、メソッドを共通のモジュールで管理する違いがあります。
しばしばどちらが又はどれが1番優れているかが議論されているのですが、その結論は出ていません。
プログラムやプログラミングで考えた場合はそれぞれ長所や短所があり一様には言えません。
作成するプログラムによって相性があると言われています。
どれが良いかは、自分で色々と学び経験を積む事により、判断する必要があります。
プログラマやSEには、プログラムと同時に、オブジェクト指向言語で作成するか、構造化プログラミングで作成
するか選べる力もスキルとして必要とされています。
本Webでは、オブジェクト指向の詳しい説明は避けますが、Javaにオブジェクト指向と関わってきますので、
その都度できるだけ説明するので安心してください。
Javaもそうですが、プログラマだけではなくSEなどでもオブジェクト指向を身に付けておく事は大事です。
その為には、別にオブジェクト指向の本などを参考に学ぶ価値はあり、JavaだけではなくC++などにも使われている
ので、プログラムから離れて、オブジェクト指向だけ学ぶようにしても損はありません。
それでは簡単なクラスの例を紹介し、説明は2時間目以降で説明します。
以下のクラスは、完全なオブジェクト指向に基づいたクラスではくシンプルなクラスです。
class PC {
String pcName; // パソコン名
String makerName; // メーカ名
String cpuName; // CPU名
int price; // 値段
// パソコンの立ち上げメソッド
void startUp() {
// 立ち上げに必要な処理
}
}
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