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4時間目 Objectクラス

9−4−1.クラスの元

 Javaには、Objectクラスというクラスの元とも言うべきクラスが存在します。
なぜ、クラスの元かと言うとクラスを作成する時に自動的に継承される為です。
つまり、Javaで新たにクラスを作成しようとするとObjectクラスのサブクラスになると言うことです。
又、Objectクラスには、基本的な(クラスに共通な)フィールドとメソッドが用意されている為です。
その為に、新たなクラスを作成し何も記述しなくてもObjectクラスから受け継いだメソッドが標準で使えます。
と言う事は、どのクラスもObjectが実装するフィールドとメソッドが使えるということでも有ります。
又、Objectクラスのコンストラクタとメソッドはオーバーロードやオーバーライド(ライド継承)が可能です。

9−4−2.主なメソッドとその使用例

 Objectクラスの主なメソッドに、次のようなメソッドがあります。
戻り値 メソッド名(引数) 説明
Class getClass() クラスを返す
String toString() クラス自身を文字列で返す

 getClass()メソッドは、クラスを返します。
例えば、このクラスが、Sampleクラスなら「Sample」を返します。
使用目的としましては、スーパークラスにサブクラスをインスタンス化などに使います。
スーパークラスで宣言する事により、サブクラスのインスタンスを代入する事ができます。
以下の様な記述で行えます。
SuperClass obj = new SubClass();
System.out.println(obj.getClass());
この説明は単位10で説明しますので簡単に説明します。
ここでは、スーパークラスは、自分のクラスかサブクラスのインスタンスを代入できると思って下さい。
getClass()で出力されるのは、生成したクラスです。
よって、上記の例では、「class SubClass」が出力されます。
文字列では、「class」の後に出力される。

 toString()メソッドは、画面に出力される時に自動的に呼び出されるメソッドです。
明示的に記述してもかまいません。
明示的に記述した場合は、戻り値がStringクラスですので、Stringクラスの変数に代入する事も出来ます。

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