Kodak DC260 Zoom

 ついに・・・自腹でデジカメをGETしました。初めはどうせカメラの分解写真とかしか撮らないから一番安いので良いや、と思っていたのですが、安いのはパンフォーカスが多く、それでは接写は厳しいな、と。どうせ安いクラスのは画質が悪いから、せめて解像度は高いのにして縮小で奇麗にするしかないか、とか、近接するにもズームはあった方が便利かな、とかいろいろ悩んでいるうちに、アイワールド東大和店のデジカメコーナーに接続キットと本体の箱をテープで止めて、1個限り、とおいてあったこのカメラに目が止りました。すでに旧い機種ですが、高級機で、選択の対象にも入れていなかったのでスペックも何も調べてなかったのですが、160万画素だし、ズームもあるし、USB接続が出来るから良いか、と勢いでGETしてしまいました。買ってから良く調べると、なんと本体だけで定価128000円もしたのですね。6割引以上でGETできました(型落ち品ですからねぇ)。

 説明書をぱらぱらと目を通すと、またまたびっくりしたのが・・・なんと外部シンクロが出来るじゃないですか!これだけでもこのデジカメを選らんだ(ちっとも選んでませんが)甲斐がありました。もちろん不満も多く、大きい・思い・起動が遅い・液晶表示がひどく遅い・電源OFFで設定が戻ってしまう・近づけない・ピントがいまいち合わない、などですが、高級機だけあって、OS搭載(そこまでとは思いませんが)・スクリプトを書ける・ファームウエアのアップデート可能(早速しました)・カラーバランスはすばらしい・レンズもまあまあ、と良い点もあり、まあ総合して外部シンクロ可能な点により、気に入りました。肝心の接写能力は実はいまいちなのですが・・・。

 これが外部シンクロの威力です!!!ニコンSB-28を天井バウンズさせています。もちろん自動調光はできません(外部自動調光は可能ですが)ので、ストロボをマニュアル発光させて、フラッシュメータで測光した値をデジカメの絞りとしてセットします。

 なお、作例はいずれも取り込んだままでただサイズを縮小しています。カラーバランスは自然ですばらしい。

 ほぼ同じ条件で、カメラのストロボを使ったものです。さすがに距離が近いので子供には光が適正にあたっていますが(正面からなので汚いですが)、背景はアンダーです。

 しかし、2枚ともピントが合ってません・・・。マルチスポットでフォーカスするようなのですが、いまいち。シングルにも設定できるのでその方が良いかもしれません。

 でも内臓ストロボを馬鹿にしてはいけません。このように背景が明るいときにバランスを取るのにはやっぱり手軽で便利なのです。しかもカメラの露出制御もなかなか立派。ピントは相変わらずいまいちですが・・・。
 無限遠ならピントもまあまあです。さすがに最新の300万画素クラスには遠く及ばないですが、160万画素でもホームページの素材としてなら十分です。

 画像をクリックすると原寸が見れます。

 長時間露出も出来るので、夜景も撮れます。まずは、AEのままの写真。ぶれてますが・・・。
 こちらは長時間露出モードで、1.5秒で撮ったものです。これは便利(って夜景なんか撮らない気もしますが・・・)。

 これでこれからはカメラの分解時に記録が出来、困ったときにも便利ですし、ホームページでの紹介ももう少し詳しく出来そうです。

 このカメラで面白いのが、PCとの接続方法で、一般的なシリアル・USB・PCカード経由が揃っていますが、さらに赤外線通信も使えるのです。同じカメラ間で赤外線でデータのやり取りも出来るようですが、ノートPCの赤外線ポートともやり取りが出来、実際に私のリブレットの赤外線ポートとつながりました。実はリブレットの赤外線ポートははじめて使ったのでした。まあ、シリアルと同じ115kの速度なのでイメージデータのやり取りにはいらいらしますが。やはりPCカード経由がもっとも速いのでした。しかし、デバイスドライバもなかなか凝っていて、カメラを仮想ドライブとしてマウントすることが出来るのです。いちいち接続ソフトを使わないでもデータだけを転送することが出来て意外と便利です。

 なお、レンズの仕様は以下のようです。なかなかこだわっているみたいですね。

レンズ 光学ガラス使用

構成 8群8枚(非球面レンズ使用)

焦点距離 8-24mm

35mm換算焦点距離 約38-115mm

中心解像力 160本/mm以上

歪曲収差 2%以下


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