タナカのゴールドカップ。
ブローバック初期のモデルである。

はっきり言ってBB弾の射撃性能はかなり悲惨。10歳以上用のコッキングエアガンにも負けるかもしれない。

ブローバックもトリガー2段引き。最初に弾が発射され、さらにトリガーを引くとブローバックする。

まあ、これがまた味があって良いのだ!

しかも、タナカ独自のガスボンベカートリッジ式!おかげで細いマガジン。

中の仕組みなんかトリガーの動きから何から何まで全くオリジナルのガバメントと違うのだ!これだけ独自に考えるほうが大変という感じがするくらい・・・。

はっきり言ってしまえば、このガスカートリッジが欲しかったのだ。コルトの刻印もかっこよく、真鍮製で、実にシックな仕上がり!

当時はこれをたくさん用意しておいて、ガスが冷えた場合にすぐ交換!という事が売りだったらしい。

私はこの時代は全くモデルガン関連に興味が無かったのでちっとも知らなかったけど・・・。

開口部も見事にメカで埋まっている。

整形はなかなか綺麗で、雰囲気も良い感じ。グリップもプラスチックだが、それほどチャチな感じではない。

実は当時はブローバックでスライドを実銃の位置まで下げられなかったらしい。

よく見ると、スライドストップの引っかかる部分の位置が違うのだ。

まあ、それもまた今となっては楽しいのだ!

ゴールドカップモデルは実はこれが初めてなのだが、結構カッコイイ事に気がついた・・・。

スライド上部の反射防止対策なんかもかなりカッコイイ。。

かなり気に入ってしまったのだが、そうなるとなんとなく、発泡スチロール付着による塗装の斑や、刻印の文字の周りの盛り上がりが気になり、軽く磨いて・・・と思ったら、やけに銀色になるな・・・なんとこのモデルはヘビーウェイト!!

ヘビーウェイトとなったらやっぱりブルーイングかねぇ、と結局全分解し(結構実銃と違うので悩んでしまった・・・)、サンドペーパーで整え、リューターで磨いて、アルミブラックでブルーイング。

ガバメントクラスになると大きいので疲れるが、意外と染まりやすいヘビーウェイトのようだ。

この状態を見ても実銃と全く違うのが良くわかる・・・。メカの塊という感じ。結構コストもかかっていそう。
完成!

いやー、見違えるようにすっきりしたタナカのゴールドカップ!!

このモデルでブルーイングまでする人はまずいないだろうなぁ・・・。

もともとの整形・刻印が綺麗なので、仕上げるとこんなに綺麗に。。

浅い刻印だとブルーイングは厳しいのだけど、このモデルは本当にくっきりしていたので楽であった。

カップの絵もシャープ!

やっぱりブルーイングすると金属っぽい感じが出て最高!!

セレーション部分はガバメントではいつも苦労するのだが、このタイプは削ってしまっても形が変わらないので楽ちん!

スライド上部の反射防止の溝の部分と一体整形のフロント・リアのサイトはわざと元のままつや消しブラックにしておいた。

こうなるとウッドグリップも欲しくなるが、メカの関係で実銃用は加工が必要そうだし、まあ良いでしょう。。

ホールドオープンすると亜鉛合金の塊なのがちょっと興醒めだが、ますます気に入ってしまった!

実際の動きも動画でどうぞ(AVI形式)。はじめからいきなりブローバックさせて1発目を装填しているが、これはこのモデルならでは・・・。

 


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