コクサイのガスガン、スマイソン。
あまりスマイソンは好きでなかったのだけど、コクサイのカート式リボルバーガスガンで、HWはこれくらいしかないので。
買ってみたら意外とカッコイイし、性能も動きも良く、すっかり気に入ってしまった!

一応、未使用品をGETしたのだが、コクサイ末期らしく、結構傷がある。まあ、それを前提に安く売っていたのだけど。

HWなので、軽く磨いてまあまあの感じになった。

本来は最終型カートを使うのだが、あまりにも性能も動きも良いので、シリンダーインサートを除去し、初期カートを使えるように改造した。

スマイソンのシリンダーは他のM19系に比べ、わずかに短い感じ。他のは無理やり入るが回転は厳しい。おそらく銃身部分がパイソンの流用のため、寸法が違うのだろう。貫通カートはかなりぎりぎり。スピードコンプのところにも書いたが、一応メーカーが自主規制で入れているものを外す改造なので方法は公開しません。

なお、この写真は実弾ダミーカート。

実弾ダミーカートは刻印がはっきりしていてカッコイイ。なぜモデルガン用のカートの刻印はか細いのかなぁ・・・。

コクサイのHWは鉄分を含んだタイプで、結構磨けばピカピカになるので、このようにシリンダーも写りこむ。

サムピースはスピードローダー対応のものに交換した。

なお、マルベリーのダミーカートなどは、径が若干太いので入らない・・・。

スピードコンプに比べると性能は劣るが、動きは実に良い。HWの効果かな?

すっかりお気に入りなのであった。これで木グリが手に入れば・・・。

ヨークの上部にスピードコンプと同じロック用のボールが埋め込まれている。コルトとシリンダー回転方向が逆になっているS&Wではロックがないと回転時にシリンダーがオープンしてしまうので。。

本来はスマイソンはバレル側にS&Wと同じくロックがあったと思う。

スマイソンのグリップがプラスチックなのを何とかしたいなぁ、と思い、木グリは純正のものはまず見つからないし、使いやすさでホーグのラバーグリップなんかも良さそうだが、モノグリップでガスタンク部分を加工するのは難しそう、、と思っていたら、たまたまデイビスのグリップを手に入れ(M586のページで紹介)、なかなか使いやすく、加工しようかとも思ったのだが、ラバーは結構加工は難しい。。

と、悩んでいたら、なんと旭工房さんのHPでジャンクボックスにデイビスグリップのHW試作品が売りに出ており、HWなら加工できそう、とGETしたのだ!

試作品だけあって、複製したままの状態のようなもので、ネジ穴も合い具合も全て加工が必要。もともとラバーのデイビスグリップの本物を複製したようで、本当にそっくりなのだが、ゴムだと変形してちょうどぴったりした感じに装着できても、HWでは変形しないので削って合わせる必要がある。

部屋中、削りかすだらけにしながら何とか加工できた。はじめはコクサイのモデルガンに装着できるように加工し、それからガスガンに合わせて加工した。

HWはグレーだったが、ラバースプレーを塗り、このような状態で装着できるようになった!

トータル4時間くらいかな・・・。電動工具無しではかなり厳しい。

デイビスグリップもホーグ並みに厚さが薄く、ガスタンク側を加工しないで装着できるかどうかかなり心配だったが、何とか大丈夫だった。

電動工具で削りすぎて貫通してしまったら・・・と、かなりドキドキしながらの加工であった。

こうやって見るとラバーのデイビスと見間違える!

本物の湯口もそのまま再現されている・・・。せっかくなので削って整えず、そのままにして、デイビスっぽくした。。
左が本物。まあ、握り心地はやっぱりゴムの本物の方が良いが、結構良い感じ!

ゴムスプレーもなかなか良い!!

ちゃんとエアータンクアダプターも使えるようにした。

デイビスグリップは結構長いので、両手で構えると実に安定感がある。

ガスガンは本当に撃てるので、グリップの形は結構重要なのだ。それなのになかなかグリップは使えるものが無い。。

デイビスグリップのデザインはフレームにかぶさる部分が少なく、薄いのでスピードローダーも実に使いやすい!

旭工房さん、素敵な試作品、ありがとうございました!

 


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