S&WのM586。4インチモデルである。
マルシンのガスガンで、すでに1丁あるのだが・・・。
なんと!旭工房さんのニュービンテージフィニッシュのテスト塗装ジャンク品!!
しかも、すでに持っているものと違い初期型で、フルサイズカート仕様!
いつの間にか70ページにもなってしまった・・・。

旭工房さんのM586で、しかもデイビス風グリップ付きといえば、もちろん「あぶない刑事」のタカ仕様を思い浮かべてしまうが、あれはモデルガンで、マルシン製をベースにしているのがメインということらしい。

まあ、ジャンクといえども、同じ旭工房の塗装となると、なんとなくうれしいのであった・・・。

塗装は綺麗な状態だったが、金属部品などは説明通り錆びたりしていたので、全分解し、研磨してブルーイングなどして綺麗にした。

前回のマルシンのガスガンM586はカートが無かったので、カートだけでも欲しかったのだが、なんとこちらは初期型で、しかもメーカー純正はプラスチック製だったと思うが、真ちゅう製の立派なカート!
初期型は刻印もまともな状態。後期型は適当に間引きされたいい加減な刻印だったのでうれしい。
後期型と並べてみた。後期型の方はABSむき出しだったが痛んでいたので、ヘアライン風に研磨した後、クリアを軽く塗装した状態。旭工房さんの塗装と並べると・・・うーん・・・。

しかし、デイビス風グリップで2丁揃ってしまうとは。。

シリンダーの違いに注目。後期型はインサート付きの自主規制タイプなのだが、それより、カートの入る部分の径が非常に違う!

357マグナムとしては後期型の方が近い感じだが、初期型のサイズは41マグナムくらいはあるのでは?

S&Wの刻印も初期型はしっかりオリジナルのまま。ただ、後期型はフロントサイトのレッドが台形になっている。ここだけは後期型の方が手間がかかっている。

いやいや、ここだけではなく、シリンダーストップも後期型はあるが、初期型は無い。

カートリッジは真鍮製で非常に重たい。実弾ダミーと比べてみると、長さは同じくらいだが、径はかなり太い。

リム側にゴムパッキンがあり、BB弾は弾頭側に装填する。マルシンのSM-BB弾だときつくて発射できないので、おそらく社外品ではないかと思うが。。

この時期のメーカー純正は確かプラスチックだったと思う。

結構命中精度は高い感じだが、威力はあまり無い。メカの動きもやっぱりコクサイのガスガンの方が良い感じ。

旭工房さんのニュービンテージフィニッシュ。テスト塗装ということで本番よりはやや光沢が強いあたりが違うらしい。旭工房さんのHPを見るとグレーっぽい感じだが、実際はこのように深い青という感じ。塗面の質感も良い感じで、渋い!←旭工房さんに伺ったところ、本来のヴィンテージはグレーっぽいのであって下地塗装の光沢具合などにより過渡期故に青い、ということで、現在のニュービンテージフィニッシュはやはりグレーが基調のようです。

テスト塗装とはいえ、塗装の上手さもさすが!

とても良いものをお安く譲っていただけました。。いつかはジャンクではなくきちんとしたカスタム品をGETしたいところ・・・。

 


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