小俣光之:音楽のページ


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Musicman AXIS

MOONのストラトを買ってから、昔少しだけ練習したヴァン・ヘイレンとかをやっていたのですが、やっぱりロック式アー ムが欲しくなり、学生時代はイバニーズの星形ギターを持っていたのですが、さすがにとっくの昔に手放していたので、探してみました。
どうせヴァン・ヘイレンやるなら、クレーマーかな?と思うととっくの昔に廃業し、今はギブソン傘下で復活しているようですが、中古でもあまり見かけず、そ れならその後にエディが使っていたMusicmanかPeaveyかな、と思ったところ、結構良い木を使っていて高くて、しかもネックが未塗装なので中古 だと汚れたものが多く、悩んでたら展示品処分でかなり普通よりは安くなっているのを見つけてGETしました。

エディが使っている頃は、エディのサインがヘッドに入ったものが売られていたのですが、さすがにもう新品はないですし、 中古でもプレミア価格なので、現行のAXISにしました。一時期日本製のAXIS-EXというのも売られてました。
ネックのバーズアイは立派と言うほどではありませんが、まあまあ入ってます。未塗装のさらさらした感触のネックです。

ヘッドがコンパクトなのもビックリ。ボディが軽いので、コンパクトにしてバランスが良いのかも知れません。
ヘッドは塗装されていて、バーズアイが引き立ちます。
ペグのノブがプラスチックというのも錆びにくくて好きです。

ブリッジはフロイド・ローズライセンスのMusicmanオリジナルです。アームを外すのが面倒なのはなぜ?
学生この頃に使っていたイバニーズの星形ギターはロックした後の微調整ができなかったのでとても不便だったのですが、これなら便利です。
アップはできないように、ベタ付けになってますが、これは昔からこの方が好きでしたので、OKです。

ボディトップは見事なキルトメイプル!
これが欲しくて買ったようなものかも・・・。
ピックアップはボディ直付けです。
ディマジオのピックアップが良いのか、ボディが良いのか、とてもいい音がします。ハムバッカーはあまり好きでなかったのですが、これならクリーントーンで もばっちりです。
ハーフトーンはやっぱりストラトのシングルコイルでないとあの感じは出ないのですが、それ以外は非常に気に入りました。

ストラトと並べるとコンパクトさが良くわかります。ボディが小さく、ヘッドも小さいですね。スケールはロングスケールで ストラトと同じです。
弾きやすさは、特に座って弾くとボディの端が角張っているので、やっぱりストラトの方が弾きやすい気がします。

ハードケースは非常に仰々しいのですが、長さはストラト用より短いです。
ちなみにストラトの方はフェンダーのを中古で安くGETしました。

キャンペーンで、アニーボールTシャツとZippoがついてました。Tシャツはちょっと普段着られないようなデザイ ン・・・。

最近お気に入りのDUGAINのピックです。非常に高価なのですが、とても弾きやすい。
左から、マンモス象牙・アバロン・ヘルナンブコで、それぞれ音色が変わります。ヘルナンブコはバイオリンの弓に使われるのですが、高い弓だけで、私の持っている弓は安物なので他の木です。。

サンプル

PODx3を使ったサンプルです。下手なので腕はともかく、ギターやエフェクターの音色を聞いてください。。

STARDUST axisAXISでピックセレクターはセンターです。Keeleyのコンプを使ってます。
STARDUST moonMOONでピックセレクターはネック側のハーフトーンです。AXISとエフェクターは同じセッティングです。
Hot For Teacher axisヴァン・ヘイレンのHot For Teacherの抜粋です。ソロは下手なので入ってません。BJFのディストーションとKeeleyのコンプを使ってます。ピックアップはブリッジ側です。
Hot For Teacher moon同上でMOONです。ピックアップはブリッジ側です。
cutting moon and axisMOONとAXISのカッティングです。Keeleyのコンプを使ってます。MOONは前半はネック側ハーフトーン・後半がブリッジ側ハーフトーンです。AXISはセンター。
solo moon and axis昔作った曲の旋律です。BJFのディストーションとKeeleyのコンプを使ってます。MOON、AXIS共にネック側・ブリッジ側を切り替えながら弾いてます。AXISはフロントとリアのピックアップがかなり味付けが違いますね。

エフェクター

POD X3を使っていると、コンプレッサーと歪み系に物足りなさを感じ、いろいろ調べてみると、最近はブティック系と言われるハンドメイドやそれに準じた小ロッ ト生産でいろいろなエフェクターが出回っていることを知りました。

コンプはまず、安いのでVOXの真空管を使ったものを買ってみたのですが、EMGピックアップだとすぐに歪んでしまい、入力ゲインが調整できるタイプが良 いな、と思っていたら、Keeleyのが良いらしい、ということで、相当高かったのですが買いました。これはすごい自然で良い感じ!常時ONで良い感じで す。

基本的に下手なので歪ませるときは盛大に歪んでくれた方がごまかせるので(?)オーバードライブよりディストーションが昔から好きだったので、こちらもい ろいろ調べたところ、BJFのダイナ・レッド・ディストーションが良いらしい、ということで、かなり探して中古でGETしました。ACアダプターだとノイジーですが、バッ テリーならとてもいい音です。赤いペンキがかなりはげていたので、自分で補修しました。

これは大学時代の親友が卒業する頃に使ってて、と預かったもので、苦手なオーバードライブなのでほとんど使ってなかった のですが、今では生産中止でプレミア価格でオークションで取引されてるみたいですね。
MIDの調整ができるのがポイントで、オペアンプが人気のJRC4558D艶ありが2個入っているのが人気のポイント?
綺麗に整備し、今度親友に返却する予定です。

Marshall MG15CDR

家の中では大きな音が出せないので、昔からアンプは安い小さいものしか買っていないのですが、楽器屋さんでうろうろして たら、この小さなマーシャルを見つけ、カタログを見たらスプリングリバーブがついてるらしいということで、買ってみました。

小さくてもマーシャルっぽいゴージャスな感じが良いです!
fddという真空管風エミュレーター?があり、ONにするとなかなか良い感じの音になります。
同じ大きさで、リバーブなし、リバーブ付き、デジタルエフェクト付きの3タイプがありますが、デジタルエフェクトはローランドのMICRO CUBEで使ったことがあるので。。

これがスプリングリバーブです。大学時代、親友がメサ・ブギーを持っていて、それに比べるとあまりにも小さいのです が・・・。
スプリングでフローティングされているので、アンプを叩いてもガシャーンという音がほとんどしないのは良いのか悪いのか。。
大きさが小さいためかどうか分かりませんが、リバーブMAXでもちょっと効き目が寂しい気がします。

アンプ部分はいかにも安そうな感じです。
ヘッドフォンで聴くとノイズは少ないのですが、スピーカーからは結構ノイジーです。
しかし、値段を考えると十分立派な感じ!

MOON EMG ストラトキャスター

突然ですが、MOONのストラトキャスターを買いました!
実は2004年の誕生日ににSuperAdamas(エレアコ)も買ったのですが、全然紹介していないことに今気づきましたが、まあ良いでしょう。。
最近、主力のノートPCをMacBookAirにしたところ、GarageBandというDTMソフト(?)がついてきて、ついでに下に登場するマルチエ フェクターを買ったらデジタル録音が手軽にできることに気がつき、急に音楽の趣味が復活したのでした。
MOONのギターは大学時代、親友が使っていて、ずーっと気になっていたのですが、その頃私はイバニーズ(まだアイバ ニーズになる前)のAR300という、レスポール系のギターを使っていて、MOONは当時でも高かったので、買えなかったのでした。

やっぱりストラトが欲しいな、と、最近思い始めたのですが、楽器屋さんに行ってみるとストラトはFenderばかりで、FenderならUSAが良いか な、とか思っていると結構高く、エフェクターを買ったら資金がなくなり、諦めかけたら、ヤフオクでたまたまこのギターを見つけ、買ってしまいました。
大学時代からMOONを買うならEMGのピックアップ付きで、と思っていたのが今でもこだわっていて、
・EMGつき
・赤系の木目が見えるカラー
・シングルx3ピックアップ
と、私好みのものを見つけたので、これは買うしかありません。
EMGロゴがゴールドなのでSAでしょう。
なんでEMGが好きかというと・・・アクティブタイプを使ってみたかっただけでした。実際使ってみると、ノイズが気にならないのと、ごく普通の音、って感 じでしょうか。昔のシングルコイルはノイズがひどかった(安物だから?)気がします。。
・・・普通の音と思っていたら、2つのトーンコントローラーを使うと実に多彩な音が出ました!ハイとミッドだと思うのですが(説明書がないもので)、ミッ ドを絞るといかにもシングルコイルっぽい音が出ます。ミッドをフルにするとハムバッキングっぽい音になります
ヘッドを見るとMOONの時代が大体わかるのですが、MOON絶好調時代の80年代のロゴです。
ネックは少しバーズアイが入ったメープルですね。
さすがに結構古いので痛みもあり、ほぼ全部分解して磨きました。
ペグはなかなか痛んでいたので交換も考えたのですが、せっかく「MOON DELUXE」と書いてあるので、磨きました。
分解整備でネックを外したので、記念に写真を撮っておきました。
1982年製でしょうか?そうだとすると私が大学に入る前です。そんなに古いかな?182という型番かもしれません。。
プレートにはシリアル番号やMOONのロゴも入ってます。
しかし、ネックを外してビックリしたのが、すごくタイトに組み合わさっていることです。私が初めて買ったエレキギターは中古のグレコのレスポールだったと 思うのですが、その後新品でTOKAIのストラトを買ったときに分解したときはネジをゆるめるとすぐにネックがポロッと取れましたから・・・。
ちなみにTOKAIのストラトは塗装を剥がし、バン・ヘイレン風にピックガードなしのハムバッキング1個に改造し、結局ボロボロになって大学の軽音の部室 に置いてきてしまいました。
マルチエフェクターです。いろいろ悩んだのですが、2系統使えるのが楽しそうなのと、どうせ家でしか使わないので、家で 便利そうなタイプということで、PODのX3にしました。
それなりに良い値段しますが、本体だけでエディットがしやすく、さらにPCとつなぐとデジタル録音にもとても便利。音もすばらしい。
エレキと組み合わせてももちろん良い音なのですが、SuperAdamasとの組み合わせも最高です!
MOON+PODx3の音(星に願い を)
GarageBandで作った曲(大学1年の時 に作曲した曲の先頭部分だけ)

Ibanez AR300

なんとなくやる気になってきたので、手持ちのギターをどんどん紹介しましょう!
イバニーズのAR300です。これは大学1年の時に買いました。
そ の前に使っていたのがストラトタイプで、セットネックが欲しかったのと、トラ杢トップが欲しかったのでした。素直にレスポールタイプを買えばいいのです が、ギブソンのレスポールでトラ杢のものはとても買えず、まあ、音はどちらかというとシングルコイル系が好きだったので、多彩な音が出せてデザインもなか なか気に入ったARにしました。
貝をたくさん使ったゴージャスな感じが当時は好きでした。
ヘッドのデザインも良い感じで、とても上品な佇まいです。なお、ネックのポジションマークのアバロンは本物だと思います が、白鳥貝っぽい部分は偽物だと思います。
ネックはマホガニーの3ピースだったと思います。ペグもなかなか品質の良いものです。
トラ杢は表面だけ薄いのが張ってあるのは分解して確認しました。まあ、10万円くらいで分厚いトラ杢メイプルは無理で しょう。。
ボリュームノブのそばにスイッチが2つあり、これでハムバッキング・シングル・並列(だったかな・・・)を切り替えます。
シングルの音がキラキラしていて好きでした。ただ、買った頃に比べるとちょっとハイが落ちてきた感じがしてます。
ネックの一番下のポジションマークには「SUPER EDITION」と刻まれた貝が使ってありますが、ここだけは本物の白鳥貝という気がします。
金属パーツは歳と共に傷んでしまうのが寂しいところです。
ボディ裏もマホガニーだったと思います。セットネックの処理がとても丁寧で、ハイポジションがとても弾きやすいギターで す。

大学時代に大量に曲作りしていた頃、一番登場したギターがこのギターです。
一応、このギターの音もどうぞ。

Super Adamas

定価で考えると我が家で一番高いギターです。2004年の自分の誕生日に自分で買いました。中古です。
学生時代には値段が高すぎて、普通のオベーションすら手が出ませんでした。
SuperAdamasはしばらく作られてなかったみたいですが、数年前にリバイバルしたようです。が、昔の方が良いという噂もあります。もっとも、私の も後期タイプで、前期タイプの方がさらに良いという噂も多いのですが。
カッタウェイなしのディープボウルです。丸い部分は取り外しが可能で、メンテナンスが容易です。
SuperAdamasの茶色っぽい木の部分は基本的にウォルナットだったと思います。
このヘッドにあこがれたものです。前期タイプは少しデザインが異なりますし、彫刻も前期タイプの方が丁寧なようです。
ヨーロッパのアンティーク家具のような佇まい。
ネックは2ピースですね。ペグはシャーラーの24KGPで、さすがにあまり錆びないみたいです。
独特のサウンドホール。リバイバルものはこの木の使い方が少し違います。
ボディのバインディングも独特です。
指板もポジションマークも個性的。
まあ、一番個性的なのは表板でしょうけど。
ブリッジもウォルナットで彫刻入り。弦がほとんど曲がらないので負担が少ないとか宣伝されていたと思います。
アンプはOptima。このアンプはチューナーもついていて、何より勝手にボリュームが動いたりしないデザインがとても 気に入ってます。次に登場するナイロン弦のオベーションについているOP24は肘でボリュームがすぐに回ってしまうので・・・。
電池交換が簡単なのもとても便利。

このギターの音もどうぞ。

Ovation 1863
オベーションのナイロン弦のギターです。天野さんが登場していたタバコのCMで有名だったギターです。
はっきり言ってあのCMを見て欲しくなったのでした。
社会人2年目くらいだったと思いますので、相当がんばって買った記憶があります。新品を買いました。
カッタウェイ・スーパーシャローボウルと、おそらくCMと同じ仕様だったと思います。生音が少し薄っぺらい感じなので、 今思うとディープボウルの方が良かった気もします。
5ピースのネックも綺麗です。
SuperAdamasと異なり、裏にメンテナンス用の穴はありません。電池交換はサウンドホールから手を突っ込んでやらねばならないので結構面倒です。
こちらもシャーラーの24KGPペグで、つまみがプラなので錆びずに良いです。
OP24は上にも書いたように、ボリュームノブが大きすぎて、肘で回してしまいます。非常に困ります・・・。
他のギターの音のサンプルと同じく、「星に願いを」 あれ?なんか最後が壊れてる。。
ついでに「禁じられた遊び」も。 久々にクラシックギターの平らな指板を使うとへたくそです・・・。弦も死んでます。

Master
まだまだあります。
カワセ楽器オリジナルブランドのMasterのフォークギターです。
高校入学祝いに父に買ってもらいました。
フォークギターはこれの前にはロヂャースで買ったモーリスのギターを使ってましたが、これは10万円の立派なギターでした。
カワセ楽器は当時、Martinの代理店だったと思いますが、さすがにMartinは買えず、D28とほぼ同じ仕様のこのギターを買いました。
オール単板で、とても良く鳴るギターです。Masterのギターは手作り風で、仕上げが荒い部分もあるのですが、材料な どはかなり良いものを使っていたようです。
残念なことにMasterのロゴはボロボロです。シールの上から塗装してあるものは大抵古くなるとこうなってしまいます ね。
ペグは交換してあります。元々はグローバーのニッケルのものがついてたと思います。
表板のスプルースはとても目が細かい良い材料です。高校時代グレてたころにヤケクソでかき鳴らしてたので、かなり傷が 入ってしまってます・・・。
基本的に全体としてD28タイプなのですが、ブリッジのデザインがオールドタイプです。
このギターか上のAR300がこれまでで一番弾いている時間が長かったギターでしょう。
ラベルシールはなく、焼き印で「WELL-MADE BY MASTER なんとか」と入ってます。ボディ内部も塗装されていて拘ってます。

松岡MH80

中 学の頃に買ってもらった、クラシックギターです。小学4年から中学2年までクラシックギターを習っていて(下の駄文に書いてあります)、その頃は先生から 購入した松岡の2万円のギターを使ってましたが、合板なので、やっぱりオール単板のギターが欲しくなり、相当ねだって買ってもらいました。
松岡のギターは今でもお店に並んでますね。
松岡のクラシックギターはホセ・ラミレスタイプとヘルマン・ハウザータイプがあり、型番がMHとHがついているのがハウザータイプでした。
スプルースを表板に使ったものはハウザータイプが多く、何となくセダーよりこちらの色合いが好きだったので、ハウザータイプにしました。
8万円だったと思います(型番からしても)。
安物のケースに入れていたら、中学で掃除の時間に倒され、見事にネックに窪みができてしまいました。それ以来、ケースを 買うときはネックを面で支えるものを選ぶようにしてます。。
一応オール単板なのですが、作りは多少手抜きで、力木など多少省略されていると思います。
全体的に軽いギターで、ボワーンとした感じの甘い音がします。
ヘッドもまさにハウザーの真似です。結構痛んでます。。
ペグは痛んでしまい、交換しました。ハウザータイプはこういう形ではないのですが、安くてまずまずのを選んだらこれになりました。
ロゼッタの模様もまさにハウザー。当時としては高いギターを買ってもらってうれしかったのですが、クラシックギターとし てはやっぱりもう少し良いものが欲しいです。オベーション1863の方がしっかりした音がします。
20歳の頃、ホセ・ラミレスのギターは何回か弾かせてもらって気に入ってましたが、ホセ・オリベのギターにはしびれました。が、あまりにも高すぎて・・・ 基本的に丁寧いうより勢いで弾くタイプなので、ドイツ系は向いてないと言われました。

とりあえず、今残っているギターはこれですべてです・・・あれ?もう1つギグパッカーとかいう小さいギターがありました・・・まあ、い まいちなので良いでしょう。。

学生時代に作った曲は46分テープで15本くらいあるのですが、まずまずまともなものはデジタル化してiPodに入れて聞いてます。毎 年クリスマス前には曲作りに燃えてました。

ギター

私は子どものころクラシックギターを習っていました。小学校4年から中学2年くらいだっ たと思いますが。近所の4人で先生が教えにきてくれて週に1度だけですが、私の唯一の習い事でした(学習塾は除く)。先生がまったく厳しくない方で4年間 程度も習った割にはようやく「禁じられた遊び」が弾けるようになるくらいの技術しか教えてもらえませんでしたが、その分楽しく、合奏用の教材をよく持って きてくれて4人で合奏する楽しみを教わりました。

習っている頃から先生の進行が遅いので自分で練習してどうしても「アルハンブラ宮殿の思 いで」が弾きたくて毎日のように弾いていました。私はナルシソ・イエペスという映画「禁じられた遊び」でギターを弾いていた有名なギタリストが好きで、こ の人のレコードと同じスピードで弾けるまでは、とがんばっていました。後になって他の人の演奏もいろいろ聴いたのですが、私の知っている限りではイエペス さんの演奏が一番早かったようです。中学3年のころには人前でこの曲を聴かせても何とか最後まで聴いてもらえるくらいになりました。

私には妹がいてピアノを習っていたのですが、こちらはレッスンも厳しく、後半はいやで しょうがなかったようで、習うのをやめてからはまったくピアノを弾かなくなってしまったようです。このころから私は「音楽とは音を楽しむのであって、音の 学問ではない!」と考えていて、作曲などもいろいろやりましたが、基本的に楽典などはほとんど無視して、とにかく楽しくやっていました。おそらくギターの 先生も音を楽しむことを私に教えてくれたのでしょう。おかげで今でもギターをはじめとして楽器を弾くことが大好きです。

ところで、私が中学の頃は、フォークソングが非常に人気があって、フォークギターを弾き ながら歌をうたう(弾き語りというやつです)、女の子に囲まれて幸せそうな先輩を何人もみて、私もやらねば!とおもい、ちょうど紅白歌合戦でさだまさしさ んがギターだけで「防人の歌」をやったのを見て、ギターだけで紅白でもできるのか!と感動して、ロヂャースというディスカウントストアーでモーリスという メーカーのフォークギターを買ってきました。クラシックギターしか弾いていなかった私には弦が固くて参りましたが、何より弾きながら歌うのが難しくてだい ぶ練習が必要でした。結局だいぶ長いことフォークギターを続けていますが、それで女の子に囲まれたことは一度も無く、結局元々かっこいい人がやらないとだ めなことがわかったのはだいぶ大人になってからでした。

高校生の頃はエレキギターがはやっていて、ちょうどその頃には自作で曲を書いてラジカセ などを使って一人でデモテープの様なものを作っていましたので、やっぱり世間の曲のようにエレキギターも入れたくなり、また、バン・ヘレンなどのヘビメタ も学園祭などでやるとかっこいいので、親に不良のもとだ!と反対されましたが、買いました。実は高校ではクラブで室内楽部に入っていてバイオリンでクラ シックを弾いていましたからなんとも幅広い音楽生活でした。一番多いときで10本くらい家の中にギターが転がっていました。

これは先日購入したアンプで、とても小さく、電池でも動きます。何でも25周年記念モデ ルだそうで、限定品という言葉につられて買ってしまいました。クラプトンも使っていたそうですが、私はクラプトンは聴きません。 なんか、私のギター人生みたいになってきたので、ここらでギターの段落はおしまいで、また別の話題を考えてみます。

バイオリン

高校に入ったとき、本当はギター部とかがあればそこに入ろうと思ったのですが、私の高校 には無く、知っている先輩がたまたま室内楽部にいたので、まあ、同じ弦楽器だし良いか、とそこに入ってしまいました。 やってみてわかったのですが、バイオリンはギターのようにフレットが無いので音程を正しく出すのが難しく、また、弓で弾くのは慣れれば簡単ですが、音色が うまい人とまったく違うのが参りました。ギターも確かにうまい人と下手な人の音色はかなり違いますが、バイオリンの方がその差が大きいように感じました。

そこで私の悪い癖なのですが、腕の悪さを楽器を工夫して何とかしようと考えてしまいまし た。子どもの頃から何か新しいものを手に入れると改造(改良)するのが私の癖で、結局最後は壊れるか、改悪(もとより悪くなる)になるのですが、バイオリ ンは安い鈴木バイオリンを買いましたので、これをうまい人のように柔らかくてきれいな音にしようと考えました。 まず、弦を買えました。素人は大体スチール弦を使うのですが、これは値段も安くて長持ちして良いのですが、やや固めの音がします(ただ、うまい人がひくと この弦でもきれいな音がするのが悔しいのですが)。それを高級なガット弦(1セットでは1万円くらい?)に変えてみました。たしかに柔らかい音になりまし たが、まだまだです。そこで思い切って塗装を剥離剤ですべてはがして別の塗料で塗り直して音を変えてみようと思いました。剥離剤ではがしてみると、なん と、安い鈴木バイオリンはいろいろなところにいんちき?でプラスチックが使ってあって、剥離剤でとけそうになって参りましたが、何とかきれいにはがしてカ シューという塗料で仕上げてみました。音は前よりは柔らかくなった気がしますが、どうせ塗り直すのなら高級に見えるようにしようと、また何度もはがし、ク ラッシックな絵を描いたり、彫刻を入れたり、わざと汚したりして、ストラティバリウスにも負けないような貫禄のあるバイオリンになりました。これを部室に 持っていったときの先輩のあきれた顔は今でも忘れられません。その後、「根柱」を立てる位置を変えたり(根柱立てようの道具はマイナスドライバーをまげて 作りました)、いろいろな薬品で木に刺激を与えたりしたのですが、最後にはバイオリンが疲れてしまったようで、非常に枯れた音になりましたが、もはや音量 がそれほど出なくなってしまい、これはそのままとっておくことにしました。下に写真をお見せします。

もう一台バイオリンを買うお金はなかったので、私の高校と交流のあった高校の部室で壊れ たバイオリンをみつけ、頂いてきました。ヘッドが割れていたのですが、膠で接着し、いつものごとく塗料をはがして塗り直し、指板を整えていたら、なんと、 やっぱり安物だったのか、黒く着色してあり、はがしていくと、白い指板になってしまいました。これはなんとなくクラシックな雰囲気なので前の彫刻などをし たバイオリンと交換し、こちらは正統派に仕上げてみました。上の写真の指板がそうです。ついでにバロック風に長さも短くカットしてしまいました。正統派の 方は、はじめのケースに入った写真の物ですが、こちらの方が作られたのが古いせいか、安物のわりにプラスチックは使われておらず、全体的にきれいに仕上が りました。また根柱も調整しましたが、今回は最終的に一般的な音の出るものになり、今でも使っています。ケースは高級なものなので高そうに見えます。

今思えば高校生というのは自由になる時間がたくさんあったのだなー、と思いますが、今度 はぜひ、キットで売られているものにチャレンジしてみたいものです(妻があきれています)。 皆さんは良い音を出したければ練習して腕を上げましょう。ちなみに私はほとんどうまくなかったにもかかわらず、高校3年の時には合奏でソロを弾いていまし たので、我が室内楽部のレベルも想像がつくでしょう。でも、やっぱり合奏は楽しかったです。難しい曲だと新入部員が次々に脱落していって生き残りゲームみ たいで、それでも最後の1音だけは絶対に出すという心がけでみんな楽しんでいました。うちは男子校だったので室内楽部は人気がなく、10名いれば多いくら いだったのですが、交流のあった他校の大きな部と比べても楽しさでは負けていなかったと思います。音楽としては完敗でしたが、音量はうちの部員1人で他校 の10人分くらいありましたし、音楽的にうるさいことを言うこともめったになかったのでただ自分たちが楽しくやっていました。別にプロになるわけではない のですから、私はこれでよかったと思っています。

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ipv400005361 from 1998/3/4