鉄道模型のページ(10)


 ついに10ページ目・・・。

メルクリンのスターターセット付属の81型蒸気機関車はデルタで、どうしても走りがギクシャクしていて、なかなか走らせる気にならなかったのですが、デジタル化しようと思ってもこのタイプだけコンバージョンキットが出ていなかったのです。

しかし、ついに2003年に60903という型番で登場しました。日本入荷が待ちきれず、カナダから取り寄せました・・・。

まずはオリジナルのデルタ状態。

デジタル化した状態です。結構小さい機関車なので配線が大変です。

デジタルといってもファンクションは1つも使わず、単に走りが良くなるのと、前後のライトのコントロールが出来るだけと言うのは寂しいです。

デジタル化により走りが実に満足できるようになった81型蒸気機関車です。ちょっとギアの遊びが多いので音はややうるさかったり、走りも完全にスムーズとはいえませんが、十分走らせる気になる状態にはなりました。ヘッドライトも停止状態で明るく点くようになり、満足です!

さて、01型蒸気機関車に牽引させる客車を探していたのですが、数年前のカタログに、リビエラ急行セットを牽引している写真があり、すでにほとんどどこにも在庫が見つからなかったのですが、カナダのお店から買うことが出来ました。

リビエラ急行セットは4両セットと3両セットがあったようですが、買ったのは3両セットの方です。3両ともかなり違うタイプの客車で、昔の日本の雑客列車のようでなかなか味があります。室内灯も3両とも別々の型番で、これもカナダからいっしょに買いました。

赤い客車は寝台車らしく、ややクラシックな感じのデザインで、台車もかなり大きなものです。模型は比較的新しい設計のようで、室内灯もわりと新しいタイプです。本来は台車までスカートがあるのですが、模型では付けると急カーブが曲がれなくなりますので、別部品で付属していました。飾るときにはつけると良いのでしょう。

グリーンの2等車は一番古そうなデザインで、実際模型でも設計が古そうで、導通カプラー未対応です。

グレー?の1等車は良く見かけるタイプです。これが一番新しそうなデザインです。

グラスカステン編成です。この編成は機関車からカプラー経由で電気を客車に渡しているのですが、メルクリンの導通カプラーはとても扱いにくく、特にグラスカステン編成は細かい部品が多くて連結するだけでどこかの部品を壊してしまいそうです。

そこで・・・

マニアには有名なRTSカプラーを使ってみました。なかなか入手が面倒と言う情報が多かったのですが、いつものお店で扱ってくれるようになり、早速買ってきました。

ちょっと連結が固めですが、メルクリンの導通カプラーに比べれば天と地の差です。

連結が固いのでアンカプラー線路での開放は軽い車両では厳しい気がしますが、まあとにかく便利です。

ただ、一つ注意があります。結構差込側の電極が長いので、ボデイの金属とショートしそうな場合はカットする必要があります。グラスカステンはちょうど差し込み部分の先に金属があり、私は見事にショート状態で通電してしまい、デコーダーの部品を1つ壊してしまいました。まあ、客車の室内灯ON/OFFが出来なくなるだけでしたので、常時ONにするように配線をちょっと変更してごまかしましたが。気をつけましょう!

 

スイスの電気機関車、Re4/4IIのTEEカラーです。本当はメルクリンのモノが欲しかったのですが、限定で全く見つからず、スイス製のHAGにしてみました。HAGは2線式DCモデルと3線式ACモデルがあるのですが、見つけたのはDCモデル。噂では簡単に3線化できると言う情報を見ていたのですが、多少勇気が必要でした・・・。

まあ、実際に3線化するのは比較的簡単で、シューは簡単に装着できますし、ポイント通過対策で、両輪から集電出来るようにするのも簡単です。

最初はフライッシュマンの線路でDCで走らせて見たのですが、噂どおりの素晴らしい走行性能!まさに絹のようにすーっと滑らかに走ります。フライッシュマンより上かもしれません。

HAGはメタルボディで、塗装がなかなか綺麗で良い感じです。

フライッシュマン同様、運転席には人形が座っています。HAGでびっくりしたのは窓の透明感。ご覧のように人形もしっかり見えますし、反射の感じがまるで鏡のようで、金型を丁寧に作っているのでしょう。

ボディ横のSBBなどのロゴが実機では盛り上がっているのに模型では印刷と言う点がちょっと残念ですが、それ以外は外観は実に良いです。

バッファがバネで可動式なのですが、これはあまり意味が無い気がします。台車の外枠が金属製なのはなかなか良い感じです。メルクリンは軟質プラが多いと思います。

デコーダーの手持ちが無かったので、気に入っていない(失礼…)フライッシュマンのTWIN-DECODERをとりあえず使いました。

シャーシが板金と言うのはメルクリンに慣れているとちょっと珍しいです。まあ広々としていてデコーダー搭載は楽です。モーターは3極だと思いますが、とにかくスムーズ。ボールベアリングを使っていると説明書にはかかれていました。ギアも金属で仕上げが良いのでしょう。

TWIN-DECODERはモトローラーフォーマットの信号といっしょに使うと非常に不調になります。また、がんばって調整しても、BEMFがちょっとギクシャクした感じなのと、最低速度から停止がガクン!と止まるのが気に入りません。ライトも停止状態でONにしても点かず、走行し始めると点灯し、その後は停止しても暗く点く、という感じです。

IntelliBoxでのDCCプログラミングもいまいちの安定性だったのですが、これは1つ解決策を見つけました。LEDつき車止め線路を線路から給電するようにしてつけておくとばっちり読み込みも書き込みも成功します!

せっかくボディは気に入りましたので、LokSoundを使いたいところです。日本では入手が面倒なのがつらいですねぇ・・・。

車体番号11161は実機では1969年に製造されたらしいですが、すでに廃車になっているようです・・・。この顔つきは愛嬌があり好きです!

カプラーは購入時はフライッシュマンのプロフィカプラーがついていましたが、3線化で、メルクリンのカプラーに交換しました。ただ、バッファーがちょっと下に位置していて連結具合によってはカーブで障害が出ます。カプラーはちょっと下がり気味で、すんなりと連結できません。まあきちんとつないでしまえば問題無いですけど。

Re4/4II、良いですねぇ。気に入りました!

そういえば、HOのホームに人がいないのは寂しいと息子に指摘されていましたので、プライザーのフィギュアを買ってきました。

 

とうとう架線に手を出してしまいました・・・。

お座敷レイアウトではつらいと言う話を散々聞いているのですが、やっぱりどうしてもやってみたくて。

実際やってみると確かに大変ですが、もうやりたくないほど面倒ではない・・・かな?

照明も買ってみました。これは架線無しでも雰囲気を楽しめるので良いのでは?

線路に固定できるのでお座敷レイアウトでもOKです。

架線があるとパンタグラフがちょうど良い高さに決まるのがカッコいいです。あちらの製品は架線対応のおかげで架線がないと非常に高くパンタグラフが伸びきってしまい、ちょっと違和感があります。

架線集電は予想以上に安定していて、架線さえきちんと張ってあればほとんどおかしな走行になることはありません。

部屋を暗くするとスパークが見えるという話も聞いていたのですが、全く見えないほど安定してます。

架線集電にすると集電シューが無くても走れるので、外してやってみると、実に静か!特にHAGはモーターが静かなので実に気持ち良いです!!

パンタ上下の103は残念ながら架線集電出来ませんが、格好はばっちりです。
こういうものは一気に買わねば、とかなりの量を買ったので複線分十分あるのですが、時間が無くて内回りだけしか張れませんでした。

架線柱などの出来はいいのですが、架線そのものの長さがいまいちです。ストレートは360mmでピッタリなのですが、カーブはいまいちちょうど良い長さでないのです。もう少し調整架線などを買い込んで検討する必要があります・・・。

まあ、やっぱり余程時間のあるときでないとできないかな・・・。

HAGのRe4/4IIはまだデコーダーをLokSound化してませんが、集電シューの交換のしやすさを紹介しておきましょう。こういう写真があれば私ももう少し早くHAGに手を出していたのですが。

DCモデルではシューの左に転がっている部品がついていますが、これをシューに交換するだけで簡単に3線化できます。何の加工も要りません。なお、このシューはメルクリンのほかの機関車のモノを拝借しています・・・。

ただ、ポイント通過を安定させる為には両輪から集電させるようにしたほうが良いでしょう。HAGはちょっとだけフランジ高さがメルクリンより低く、ポイント通過時に運が悪いと電気が届かなくなります。両輪からの集電化も大した手間ではありませんがちょっと加工が必要です。

 

メルクリン3357です。銀座の某中古屋さんを覗いたら唖然とするほどのメルクリンの山が。で、ついつい、新品同様と言うよりほとんど新品状態の、103を2台、いつのまにかお買い上げとなっていました・・・。

ちょうどまた上手いこと私が持っていない2台があったのですよねぇ。

3357は赤裾のシングルアームパンタで、アナログです。我が家ではアナログは暴走状態になるのでとりあえずあまっていたデルタコントローラーを入れておきました。

ヘッドライトに銀の縁取りがあり、かなり後期の商品のようです。

こちらは33572。涎掛けなど悪口を言われていますが、ドラえもんのようでかわいい感じもします。

こちらはデルタモデルですので、一応我が家でも走れます。

が、やっぱりジージーうるさいし安定性も悪いのでデジタル化ですかねぇ・・・。

60904が2個・・・お金が・・・。

こちらもヘッドライト縁取りや細かい塗装がされた最終型に近い製品です。

メルクリンだけで4台揃った103。まさにおばかさん状態ですねぇ。

まだ他にフライッシュマンもありますし・・・。

 

架線もメルクリン向け掲示板などで教わりながら、何とかコツをつかんで来ました。

一応複線に架線を張り、ポイント部分も対応してみました。パズルみたいなものです・・・。

赤い103はフライッシュマンの客車を牽かせていますが、メルクリンよりちょっと長いですが何とかカーブでも内回りも外回りもぎりぎりぶつからずに通過できます。

架線はやっぱり楽しいのですが、出す時間と片付ける時間を考えるとやはり休みの日に時間がたっぷりあるときだけですかねぇ・・・。

 

まだまだしつこく架線関連!

ついに!!いつものレイアウト全体に架線を張りました。だいぶコツをつかんできたので30分くらいで終わった気が(もっとかかったかな・・・)。

想新が楽しそうに眺めています。

なぜか想新の一番人気は、「ピンクの103!」、ずっと本線を走りつづけてます・・・。

いやー、架線があると本当に本物っぽくて良いです!走行も本当に全然問題はありません。安定してます。

土曜日なので夜まで片付けずに粘ります。途中洗濯物取り込み時にゴジラ(うそです・・・)に踏み潰されましたが、結構メルクリンの架線は丈夫に出来ていて大した手間も無く復旧できました。
夜になると照明が良い味を出します。照明に反射する架線がまた良い感じ。

・・・とせっかく楽しんでいたのですが、翌朝の掃除のため、夜のうちにお片付けです。

固定レイアウトにしたいですねぇ。

 

最近忙しくて鉄道模型も楽しめていないのですが、ROCOの消音シューを買ってみました。

これは良いですねぇ。本当に音がほとんどしなくなります。全て付け替えたいくらい。とりあえず静かなHUGのRe4/4IIに装着してみました。もともとがネジ止めのタイプなら装着も簡単です。


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