鉄道模型のページ(7)


 ついに7ページ目・・・。

Zゲージの簡易版レイアウトです。トランクレイアウトでは長い編成が厳しいので、シンプルにいつでもすぐに走行できることを目的に作ってみました。

固めの発泡スチロールみたいな板に木で枠をつけただけだったのですが、さすがに線路の下が真っ白というのは気持ちが悪く、芝生のようなレイアウトマットを貼ってみました。

線路の下も緑ですが、白よりはずっと落ち着きます。

なお、ポイントやレールへの配線は裏でごちゃごちゃとやっていますが、表はシンプルにスイッチのみにしました。

どうしても欲しかった103型電気機関車と、その編成です。ドイツでも人気があるらしいのですが、なぜかメルクリンは製造中止にしてしまっていて、かなり入手は面倒でした。結局イギリスの中古サイトからの購入です。

かなり汚く、走行もいまいちでしたが完全分解して手入れをしました。

トランクレイアウトを走行する103型ELです。ヘッドライトはメルクリンショップ・クラフトの高輝度タイプにしてみました。

103型は実は下半分は151型と共用で、交換しても全く問題ありません。3極モーターと5極モーターはなかなか悩むところで、特に6軸のタイプでは意外と3極モーターの方が安定しているかもしれません。

103型は正面から見るととても愛嬌があって好きです。

やはりまともなレイアウトだと写真も様になります。架線が無いのが寂しい・・・。

ドーム客車もお気に入りです。息子がこれに乗りたいのだ、と毎回言います。私も乗ってみたいですねぇ・・・。

 

久々登場のNゲージです。KATOから本当に久しぶりに発売されたEH10。実物になじみが無いので買うつもりは無かったのですが、現物を見てしまうと・・・。

最新の製品らしく、つくりはなかなかで、KATOのカタログに出ているEH10とはかなり違います。

ヘッドライトがちょっと明るすぎて正面から見ているとまぶしいくらい・・・。

EHの並びです。せっかくなのでEH500もKATOのものを並べました。
比較してみると結構長さが違うのですね。EH10もごらんのように連結間隔は非常に狭く出来ています。

走りの良さもさすがKATO、ほとんど音も無くスムーズに走ります。EH500以上に静かです。

さて、今度はZゲージ。簡易型レイアウトに駅が無いのが寂しいので、だいぶ探したのですがZのストラクチャーは意外と在庫しているところが少なく、どうせなら大き目の駅が良いな、と思っていたのですが、ようやく見つけたのがKibriの製造中止になったこの駅。クラシックな感じで欲しかったので満足です。

手前のプラットホームはVollmerのもので、本当はこれと組になる駅舎を探していたのですが、まだ見つかっていません。

まあ、正直なところ、Zのストラクチャーはちょっと値段は高すぎではないかと思います・・・。

作り始めてみるとかなり手間がかかるキットで、KATOのキットとは雲泥の差があります。雨樋や雨戸、カーテンなどこだわりすぎと言う気もします。
作るのに手間がかかる分、アップにしても十分鑑賞に耐える仕上がりです。これで一切塗装はしていませんので、部品分割の細かさが分かります。しかも日本のプラモデルのようにあわせガイド用の穴なども全く無く、ほとんど勘で組み立てていきます。

カーテンはいろいろなパターンが印刷された紙を切って自由に使います。

 

またまたドイツ103型電気機関車ですが・・・HOです!

Zゲージは大小2つのレイアウトで楽しめるようになり、ストラクチャーも増やしたところで大体落ち着きまして、ついに3線式のメルクリンHOにも手を出してしまいました。

もっとも、初めに買ったのがこの103型電気機関車で、レールも1本だけストレートレールを買っただけで、まずは飾っておこうと思ったのですが、すぐに客車3両セットもGETし、こうなると・・・

やっぱり走らせたくなり、どうせならとデジタルのセットを買おうとしたのですが、好みのセットがどこにも在庫がなく、予約注文したのですが、待っている間に結局デルタの一番小さいセットを買ってしまったのでした・・・。

81型蒸気機関車と4両の貨車のセットで、牛や馬・荷物などもついています。もちろんオーバルの線路とトランス・デルタコントローラーもついていて値段を考えるととてもお買い得!

ところが、私の103型(3053)はHobbyタイプで、デジタル・デルタでは最高速での暴走しかできません。このタイプは電圧を変化させて速度をコントロールするタイプです。逆転機も機械式。
まあ、もともとデジタルにしたかったので、60901デコーダーセットを買ってきてデジタル化しました。ちょっと高いですが、モーターまで交換します。

実は初めにいろいろ情報を仕入れた際に、103型は60904でデジタル化、という情報があったのですが、私のは3053でやや新しいタイプのモーターでしたので、60901です。間違えて買ってしまい、交換してもらいました。

交換は半田付けができれば簡単です。後で交換する可能性も考え、デコーダーからの配線はカットせずに束ねたのでちょっと雑然としてしまいました。

ちなみに、81型蒸気機関車はこんな感じのデルタデコーダーが使われています。モーターも古いタイプ。

初めにこの機関車を走らせたときには、メルクリンもこんなものか、と言う程度の走りでしたが、デジタルデコーダーの走りとは天と地の差があります。低速での安定性や、加速・減速のコントロールなど、全く別物です。

この機関車もデジタル化したいのですが現時点では交換に適したデコーダーがありません。カタログによると60903が登場するとできそうな気もしますが・・・。まあ、無理やり直流モーター化してデジタルデコーダーを使うという荒業も海外の情報では結構あります。

いずれにしてもめでたく走行できたTEE編成!

デジタルの威力は本当にすごいです。この組み合わせでは単にヘッドライトのON/OFFしかコントロールできませんが、それ以前に走りが断然素晴らしいです。特に加速・減速の制御はたまりません。これならTOMIXの運転台タイプのコントローラーのようなものも要らないです。

もちろん複数台同時運転などもできますがこの規模のレールではかなり疲れます。すぐに追突してしまいます。

デジタルでは照明が常に一定の明るさにできるのも非常にうれしいです。TOMIXの常点灯よりはるかに安定してます。停車中でも雰囲気を楽しめますし、出発前にヘッドライトONができるだけでも結構その気になれます。これでホイッスルや煙なども楽しめると素晴らしいでしょう。デジタルのセットが入荷するのが待ち遠しいです。

メルクリンHOの良いところは、かなりの急カーブが走行できるところです。最小カーブは360mmで、KATOのHOユニトラックが550mmですのでかなり必要なスペースが違います。もっともそのために客車がショートスケールだったりしますが、どうせ実物も見たことが無いですし・・・。

また、センターレールのシューのこすれる音がちょっと耳障りですがその分、集電の安定性はかなり高く、気分が良いです。

103型電気機関車も好きなのですが、TEE客車もたまりません。この3両セットでは照明も標準装備で、ムード万点。センターレールからの集電は1両だけシューがついていて、そこからカプラー経由で通電します。が、このカプラーはかなり曲者です。外すのが非常に困難!

普通のカプラータイプの通電可能なものも、いつも購入しているお店で検討中ということで、正式輸入が待ち遠しいです。

うーん・・・このメルクリンデジタルHOの楽しさを知ってしまうと今までの鉄道模型は何だったのだろう、という気分になるほどです。

 

Zゲージの大きい方の簡易レイアウトもストラクチャーを追加しています。もっとも、こちらは普段立てかけておくのが前提なのでストラクチャーはただ載せているだけです。

Vollmerのプラットホームに人を立たせてみました。

Vollmerの駅舎です。立派な建物ですね。屋根の組み合わせが合いにくく、なかなか組み立ては大変です。
パン屋さんも置いてみました。これもVollmerです。さすがにこのくらい小さいと組み立ても多少は簡単。

一応ただ貼っただけですが石畳の道も作ってみました。こうなってくるとまじめに街灯や木をつけて完全固定レイアウトにしたくなってきますねぇ・・・。

さて、HOとZを並べてみました。意外とHOがコンパクトなことがお分かりいただけると思います。これが国産のHOで、550mm以上のカーブとなると両方あわせたくらいの面積が必要になってしまいます。国産では550mmですらKATO以外は厳しいのです。

台車や連結部分のディテール、さらには客車の長さを短くしたりしていますが、やっぱり気軽に走らせる楽しみが味わえる方が良いと思います、私は。ただ飾っておくのであれば駆動装置に高いお金を出す必要ないですものね。

103型電気機関車を並べてみました。さすがにかなり大きさが違いますが、実は元のお値段は大して変わらなかったりします(HOがデジタルでなければ)。
横から見てみると、やっぱりなんとなくHOは長さが短い気もします。
客車はかなり長さが短くなっていますね。窓の間を詰めたりしています。が、比べてみなければそれほど気になりません。

Zも小さいながら印刷などではほとんど同レベルの細かいところが塗られていて素晴らしいです。値段が変わらないのは、結局手間は変わらないからなのでしょう。

なお、国産のプラスチック製車両と比べてメルクリンの車両が見栄えがするのはもともとあちらの車両のデザインが良いとかそういう問題以前に、基本的に全て塗装されているからでしょう。国産のプラ車両はプラスチックの色をそのまま車両のメインの色に使うものが多く、どうしても塗装に比べ安っぽい感じになります。メルクリンの車両はプラスチック製でも黒いプラスチックに塗装されていて、重圧感が優れています。

 

突然ですが、TOMIXのNゲージ、7000系LSEロマンスカーです。たまたま先日出張でロマンスカーに乗ったら、7000系でしたもので・・・。もちろん塗装はこれとは異なっています。行きは30000系EXEだったのですが、やっぱりロマンスカーは連接構造の前面展望でないと!デザイン的にはすでに引退した3100系NSEが一番だと思いますが。子供の頃は3000系SSEが来ると、運がないなぁ、とがっかりしたものですが、これもまた車両としてはカッコいいですよね。

7000系はさすがにやや古さを感じますが、前面展望はやっぱり楽しいです。予約せずに乗ったのでさすがに一番前には座れませんでしたが、たまたま前から数列目で実に楽しめました。10000系HISEと共にこれからもがんばって欲しいですね。

昔はロマンスカーに乗ると動く喫茶室と言われた車内販売でココアなどを頼むのが楽しみでもありました。座席によっては新宿から町田あたりに到達してようやく出てきたりして時間がかかったことも多かったのですが、ただの缶ジュースなどとは違う満足感が味わえたものです。

ということで、連接構造のジョイント通過音を楽しみたいな、とTOMIXのセットを買ってしまったのでした。カーブでも連結面が滑らかなのも独特です。お隣にTOMIXの旧レッドアロー号も置いておきました・・・。


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