鉄道模型のページ(8)


 ついに8ページ目・・・。

メルクリンHOゲージも勢いがついてきました・・・。

こちらはラインゴルドセットです。

こちらはブリキのおもちゃみたいな作りが特徴の客車です。メルクリンの昔のタイプの客車はこのタイプが多かったようです。生産完了してしまったようです。

かなりのショートスケールが特徴で、初めはあまり興味が無かったのですが、1つ買ってみるとなかなか味わい深く、結局3両集めてしまいました・・・。

一番上の物がRowaのパンタグラフ付き食堂車で、中古で見かけて買ってみました。Rowaはすでに消滅し、3社ほどでRocoになったようです。

室内はランプなどなかなか凝っていますし、車両の長さも一番長いのですが、ベージュがプラ整形色で、ちょっとちゃちな感じです。カプラーはMEM規格ポケットでなのでメルクリンのショートカプラーに交換してみましたが、バッファがぶつかるのでちょっと加工が必要でした。

シングルアームパンタがカッコいいです!

ドーム客車も並べてみますと、このように長さがかなり違いますし、ドーム部分のラインの数もちがいます。これは実車でもバリエーションがあったようですが。

1等客車も並べてみましょう。窓の数が違いますね。ブリキタイプの方も集電シューがついていますが・・・。

1等車はテールランプ付きの物にしたのでした。室内灯もつきます。テールランプはラインゴルドセットでも点きません。日本の客車ではテールランプは大抵点くのですが、ヨーロッパではあまり重要ではないのかな・・・。

KATOのHOユニトラックと比べてみました。一応直線の長さを大体同じくらいにしてあります。やはりカーブの半径の差は大きいですね。KATOのカーブは550mmで、メルクリンは360mm。550mmでは一般家庭ではかなりのスペースを占拠してしまいます。なお、一般的な日本製車両は最小通過可能半径600mm以上としているのが多いです。

もっとも、子供たちは中に入って見ているのが楽しいようですが。

電気機関車を並べてみました。縮尺が、ドイツは1/87で日本は1/80ですので、実際はかなりドイツの機関車は大きいのでしょうね。まあ、日本で比べるなら新幹線と比べるべきでしょう。

並べて走行させるとメルクリンのやかましさが際立ちます。集電シューのこすれる音はやっぱりうるさいですね。もっともその代わり集電の安定性は圧倒的にメルクリンが優れます。室内灯のちらつきもほとんど気になりません。

車両はいかにも日本の車両の方が縮尺の関係で大きく見えます。が、実は長さはショートスケールながらどいつの車両の方が長いです。それでも最小通過可能カーブ半径が小さいのは立派です。

どちらかというと日本の鉄道模型はあくまで正確なスケールモデル、というのが優先で、ドイツの方はあくまで走らせる楽しみが優先なのでしょう。車輪のフランジなどもドイツの方は脱線しにくく高くなっています。

日本の車両は連結器がポイントで、実車に似せるとボディマウントにしたくなり、そうするとどうしても急カーブは厳しいですね。ヨーロッパの車両はもともとバッファが着いたタイプで、連結器はあまり気にしないのでしょう。

 

またまた103ですが・・・

なんと!フライッシュマンでした!!!

たまたま中古で見つけてしまった限定品で、衝動買いしてしまいました。

フライッシュマンの103はもともと欲しかったのですが、通常品は裾が赤いタイプで、私としてはやっぱり黒い裾が好きだったのでした。ワンアームパンタは嫌いではないのですが。

早速メルクリンと並べてみました。

全体的にフライッシュマンのほうが大柄です。が、結構似ていますね。両者とも実物をそのまま縮尺せずにデフォルメを加えているということなのですが、似ています。

ワイパーの形状はフライッシュマンのほうが実機に似ているかもしれませんがメルクリンのほうがすっきりしていて好みです。

全長もフライッシュマンのほうがちょっと長いです。フライッシュマンのほうがディテール再現がこまやかですが、手すりなどは塗装で表現されています。

両方ともボディはプラスチックです。

パンタグラフはやっぱり赤くなっている方がカッコいいですし、つくりもフライッシュマンのほうが繊細で良い感じです。

フライッシュマンは車輪が赤く染まっています。メルクリンは黒です。台車の表現もフライッシュマンのほうが細やか。

肝心の走りは、デジタル化したメルクリンはやはり低速で断然安定していて良いのですが、フライッシュマンもアナログと考えるとかなり素晴らしいです。音も静かで、安定性抜群。高速で急カーブやポイントを通過しても全く不安を感じない走りです。

分解はメルクリンのほうが簡単ですが、駆動方式は似ています。メルクリンがほとんどのギアを金属性にしているのに対し、フライッシュマンはかなりプラスチックが多いです。が、平ギアばかりでしかも分厚く頑丈そうです。

全体的に新しい設計だと思われるフライッシュマンの方が繊細ですが、国産のHOのように持つ場所に困るようなことは無く、しっかり丈夫に作られています。

しかし、103ばかり集めてどうするのでしょうねぇ・・・。

このセットでは食堂車だけTEE色なのでメルクリンの食堂車と比べてみましょう。フライッシュマンのほうが少し全長が長いですね。

メルクリンもさすがにこの製品は新しいので繊細さなど同レベルです。室内は若干フライッシュマンのほうが細かく作ってある感じです。

このセットでは客車に室内灯は標準装備になっていないのですが、尾灯は点いています。この辺もメルクリンと違う点ですね。メルクリンのセットは室内灯はついているけれど尾灯はつけることも出来ない、という状態ですので。

ブルーの客車もなかなかシックでいい感じです。

フライッシュマンの103のセットを買ってから慌てて線路を買ったのですが、せっかくなので線路だけではなく、スターターセットにしました。

カーブポイントがついたセットで、踏み切り、乗用車、そして蒸気機関車の貨物編成がセットになっています。

線路は無理してフライッシュマンでなく、KATOのものでも良かったのですが、やっぱりカーブの半径が大きいので毎回面倒なのと、線路の作りが違いますので。

フライッシュマンの線路はメルクリンの線路に比べると接続方法などで使いにくいですが、作りは実にしっかりしていて、ルックスもなかなかです。

スターターセットで残念なのは蒸気機関車が単品のものと同等でないことです。連結棒や細かいディテールが省略されてます。

下のメルクリンのスターターセットについている機関車は単品レベルと同等ですのでちょっと残念。

もっとも、走りは素晴らしく、メルクリンのデルタよりははるかに滑らかで気持ちのいいものです。

国産のHOと比べるととにかく走行させることが第一に考えられており、走行性能自体はKATOと同等かもしれませんが、扱いやすく、それこそ子供に持たせても大丈夫なくらいで、ギアの構造なども出来るだけ単純になっており、しかもメンテナンス方法まで説明書にかかれている点など、大きな違いがあります。走らせるのが好きな私としてはやっぱりメルクリンやフライッシュマンの方が良いですねぇ。

 

メルクリンとフライッシュマンのレールを両方設置してみました。これがやりたかったのですよねぇ…。

レールの高さが全く違うのが残念ですが、同時に走行させるとやっぱり楽しいです。

メルクリンのほうはデジタルなので圧倒的なヘッドライトの明るさが印象的です。フライッシュマンの方もTOMIXの常点灯対応パワーパックでがんばっているのですがほとんど点いているかどうか分かりませんね・・・。

メルクリンのラインゴルド編成です。室内灯も明るくていいです。低速走行の安定性が素晴らしいですが、走行音のやかましさもフライッシュマンと比べるとうるさいです。
こちらはフライッシュマンのIC30周年記念編成。室内灯をつけたいですねぇ。低速の安定性はデジタルにはかないませんが、静かで滑らかな走りはやっぱり評判どおり。

高速走行に関してはどちらも非常に安定しており急カーブでも全く危なさを感じません。

フライッシュマンももちろんデジタル化できるのですが、このままで十分かもしれません。

 

中古で安かったので一式そろえてしまったメルクリンのグラスカステン編成です。デジタルなのですが古いタイプのモノで、なんとアドレスが変更できません。デルタコントローラーでは運転できないのでした・・・。

しばらくの間、トランスの前に電源コントローラーボリュームを入れてアナログで運転していましたが実に面倒。

デジタルコントロールでは、ヘッドライト、客車の室内灯が点灯可能です。しかし・・・ヘッドライトも室内灯もいまいち明るくないのが・・・。

機関車・客車とも国産HO風にディテールが細かく、下手なところを持つと外れたり壊れたりしそうです。

機関車の車輪数が少ないので集電不良になるかと思えば、メルクリンの3線式のおかげで全く問題ありませんでした。

たまにはこういうコンパクトな編成でのんびり楽しむのもいいものです。

デジタルのスターターセットがなかなか入荷せず、グラスカステンなどデジタルコントローラーでないと使いにくいものが出て来ましたので、メルクリンの6021を買ってしまうか、とも思ったのですが、スターターセットが来ると2個になり、意味が無いので、ちょっと違うものにしてみました。

マニアには有名なUhlenbrock社のIntelliboxです。国内には代理店が無いので販売されているのは見たことが無く、しょうがないのでUSAから購入しました。ドイツ製ですがドイツから購入するとマニュアルも標準はドイツ語になってしまいますし、やり取りに苦労しそうなので・・・。

これは使いやすいです。2つ同時にコントロールできる点、キーボード機能がある点、見やすいLCD表示など、さらにDCCもコントロールできます。

ボリュームがまた使いやすく、フリーストップなのですが、機関車切り替え時にボリューム位置に速度が急に変わったりせず、そのまま維持してくれます。また、LCD表示に14段階で速度も出ますので停止させたいときにフリーストップでも意外と困りません。軽いクリックがあり、1段階ずつ細かく制御が可能です。

国内で普通に買えるようになると良いのですが・・・。

さて、実はこれがかなり欲しかったのでした。メルクリンのVT11.5です。金属性ボディも良いですし、何よりサウンド機能が楽しめます。

これを買うからにはどうしてもデジタルコントローラーが欲しかったのでした。

いやー、サウンド機能、本当に楽しいです。一度サウンド付を走らせてしまうと音の出ないタイプの物足りないこと・・・。

ヘッドライト、ディーゼルサウンド、室内灯、警笛、加減速がデジタル制御できます。進行方向変更時にも音がします。

ヘッドライト・テールライトもきちんと切り替わり、室内灯も明るいです。

なかなか連結部分が凝っていて、隙間が出来ないように面白い動きをします。

ちょっとお値段が高いですが、満足度も高く、まもなく登場する予定の増結3両も欲しいところです。

なお、サウンドはかなりうるさく、夜は家族から苦情が出そうです。ボリュームが内部にありますので調整可能ですが。走行音も金属製で重たい為かややうるさいです。

両端がディーゼル機関車で模型でも両方にモーターが入っています。客車も全て金属製なので重たいからでしょう。

デジタルデコーダーと、サウンド用の基板があり、かなりごちゃごちゃした感じです。

メルクリンの使いやすい点は、簡単に車両が分解でき、デコーダー上でアドレス、最高速度、加減速率が調整できる点です。さらにサウンドのボリュームも前後独立でついています。サウンド用に4ビットのディップスイッチもあり、細かい設定が出来ます。

これでC-Sineモーターなら文句無しですが。

TEE編成を並べてみました。どちらも室内灯・ヘッドライト共に実に明るく、デジタルならではです。

103も音を出したいな、とLokSound2もUSAから買ったのですが、不注意で1つデバイスをオーバーヒートで壊してしまいました。その部品だけ購入して何とか直してみようと思っていますが・・・。

いやー、たまりません・・・。

 

VT11.5のファンは金網まであってなかなか凝っています。回転すれば文句無しなのですが・・・。
食堂車のランプも点灯します。ちょっとサイズが大きい気もしますが。
103もどうしても音が出したかったので購入したLokSound2ですが、あやまってオーバーヒートで部品を壊してしまい、該当部品を取り寄せて交換してみたのですが、なぜか前進はするものの後退が出来ず、結局走行は60901デコーダーを使い、サウンドとライトだけLokSound2を使うという構成にしてようやく使えるようになりました・・・。

さすがにデコーダー2つとスピーカーでごちゃごちゃ。ケーブルをきちんとカットすれば良いのですが、どうも貧乏性で、他に使う際にケーブルが短くて困るのが嫌で、意地でもカットせずに使っています。

LokSound2の音は減速停止時にブレーキ音が出るのが良い感じです。

しかし、結構部屋で走らせているとVT11.5も103もうるさく、LokSound2のボリュームは3段階の一番小さい音量に、VT11.5もかなりボリュームを絞っています。

デジタルの良い点は線路の部品。車止めの照明も線路を電源に出来、余計な配線が要りません。
ポイントもデジタル制御でき、小さい方向サインも線路を電源に照明できます。

電動ポイントの最大の欠点であった配線が要らないのはお座敷レイアウトでは本当に楽です!

せっかくサウンド付きが2台になりましたので、それぞれ音もどうぞ。AVI形式です。

103

VT11.5

 

とうとう出張でスーパー北斗に乗りました!出張先は苫小牧なのですが、北斗星1号で向かうと早く着きすぎるので自腹で札幌まで行き、苫小牧までスーパー北斗で戻ってきました。

281系です。

私がNゲージで持っている281系はHEAT281と書かれていますが最近はFURICO281表記なのですね・・・。消した後が見えます。

乗車と同時に先頭車の先頭部分へ。

動画をどうぞ!AVI形式です。

いやー楽しいですねぇ。カーブでの振り子動作も盛り上がりますし、何より速い!在来線でこんなにかっ飛ばしていいのかい?と思うくらいガンガン飛ばしていきます。まあ、その分振動や揺れは結構あります。

あっという間に苫小牧についてしまいました・・・。


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