シルクチャーミング



シルクチャーミング(牝 引退時4歳 石毛善彦厩舎所属)

父 レオダーバン
母 ウノ(母父 コックスリッジ)
兄 ゼットスパート(アレッジド)

この馬にした理由

シルクファントムのところにも書いたのですが、私はレオダーバンが好きなのです。この年のシルクホースクラブの募集馬のレオダーバン産駒には牝馬しかいなかったので(前年もそうだったのですけど)、その牝馬の中で半兄が新馬勝ちしているこの馬を選びました。 どうやら今年の募集馬にはレオダーバンの牡馬もいるようなのですが、この馬の全兄弟の様なので別の馬にしとけばよかったなんて思っています。

7/24
7月中旬に入厩が決まりました。石毛厩舎ということなのですが、私はよく知らない厩舎なので誰か石毛厩舎のことを教えてください。名前も先日決まったようで、シルクチャーミングとなりました。何がチャーミングかは知りませんが、「もう少し走りそうな名前の方がいいな」なんて思っています。(たぶん一勝でもすれば、「走りそうな名前だ」と思うと思いますが・・) 

10/7
10月4日に福島でデビューしました。私は月曜日まで知らなかったので、とてもビックリしました。先行して2着だったようで、GCで観戦した人の話では「とても惜しかった」そうです。折り返しの新馬できっと勝ってくれるでしょう。

10/13
10月11日の福島5レースで、初勝利をあげました。今回もレース後に知ったのですが、なかなか強い勝ち方だったようです。裏開催での勝利ですので、中央場所との比較は難しいですが、坂のある福島で仕上がり途上での勝利は、先を期待させるものがあります。今後もこの調子で頑張ってほしいものです。
安田富Jの談話
「スタートが速く、ハナに立ってからは楽だった。まだこれからよくなる馬だし、距離が延びてもやっていけるよ。」

ゴール前のジェンツスマイルを押さえきるシーン

11/18
11月16日の福島9レース(福島3歳ステースク)に出走しましたが、14着に終わりました。スタート後好位につけましたが、そこで脚を使ってしまったようで、3コーナーで沈んでいきました。内容的には勝ちにいったようなので、この結果もいたしかたないと思います。次走は自己条件戦に出走すると思いますので、2勝目はそれまでおあずけです。

12/16
「鳴田牧場でダクの調整です。状態を見ながらキャンターを始め、美浦に戻す予定を立てます。」そうです。2月の東京位で復帰してくれれば、クラシックも間に合いそうです。

2/16
どうやら、東京開催は見送るようです。次の中山で出走か?

4/2
3月29日の中山7レースで復帰しましたが、パドックでは落ち着きがなく、スタートも出遅れてしまい、先行粘り混みをねらうはずが、後方からのレースになってしまいました。残り3ハロンの上がりタイムでは全馬中2位でしたが、4コーナーを曲がる際にバランスを崩すなどの若さがみられるレースでした。4ヶ月の休み明け、初のダート、内枠、出遅れなどの不利がありながらの7着ですので、クラス卒業も間近といったところでしょうか。

4/22
4月19日の中山5レースに出走しました。芝に戻って期待していたのですが、8着に終わりました。好スタートを切り、先行争いに加わりましたが、直線では伸び切れませんでした。内枠ということもあり、窮屈な位置取りのせいか、荒れた馬場がダメなのか、坂が堪えるのか、はたまた能力なのか、敗因はわかりませんが、調教師のいうとおりに「クラス慣れが必要」なのかもしれません。しかし、IK理論によると、「中距離の晩成タイプ」らしいので、これからも期待し続けます。

シルクチャーミング 3B 芝9-11  ダ8-10
 ゼットスパート(92生、父Alleged)の半妹。母の母方Bold Ruler内Nasrullahを主導に、Princequilloのスタミナを加えた配合で、兄とは異なるタイプ。内容的には兄より数段下だが、当馬のほうが仕上げやすく、芝適性では兄より上。中距離の晩成タイプ。

「血統クラシック・ロード 1998春」より

5/24
東京の8レースに出走しました。本当は前週の芝1400に登録があり、芝なら期待がもてると思っていたのですが、除外を食らいダートの1200に使うことになったようです。これまでの戦いぶりからいくと、芝の短いところなら・・・という感じなので、適距離とはいえダートでは厳しいと思っていたのですが、鞍上はなんと牧原! 陣営も今回は勝ち負けにならないと判断したようです。その時点で、東京の最終週の牝馬限定の芝1400を目指す為の足慣らしかと、あきらめもつきました・・・。結果としては、7着。着実に賞金は稼いできてくれています。そろそろ、勝ち上がる気配位は見せて欲しいものです。
Gallopによると、またしても中京の牝馬限定芝1200に登録がありました。が、たぶん出走しないと思います。

6/10
東京の4レースに出走しました。今回も芝ではなく、私的には苦手と判断しているダートでした。今回の出走にはいくつもの疑問符がついてきます。何故ダート?何故牧原? レースはスタートであおり、4角ではイヤイヤをしてしまい、全く競馬になっていないようでした。この反省をふまえて、次は善臣さんに再度乗ってもらいたいです。次走は未定のようですが、芝のレースを使ってください、石毛調教師!

6/19
6月14日付けで引退してしまいました。骨折していたようです。全治半年、レース復帰まで一年、待ってはもらえないみたいです。今は、何も書く気になれません・・・・


戦歴

年月日 開催 天候 R レース名 距離 騎手 斤量 タイム +-
97年
10月4日
2回福島
3日目
晴(良) 5 3才新馬
1200
12 2 2 佐藤哲 53.0 1.11.6 36.4 478 -
97年
10月11日
2回福島
5日目
曇(良) 5 3才新馬
1000
9 1 1 安田富 53.0 59.1 35.5 478 0
97年
11月16日
3回福島
8日目
晴(良) 9 福島3歳
ステークス

1200
16 6 14 大塚 53.0 1.13.6 39.4 474 -4
4ヶ月 馬体調整
98年
3月29日
3回中山
2日目
晴(良) 7 4才
500万以下

1200
16 8 7 柴田善 53.0 1.14.5 38.7 476 +2
98年
4月19日
3回中山
8日目
晴(稍) 5 4才
500万以下

1600
15 10 8 柴田善 53.0 1.37.7 38.2 472 -4
98年
5月24日
3回東京
2日目
雨(良) 8 4才
500万以下

1200
14 10 7 △牧原 51.0 1.14.0 38.3 466 -6
98年
6月7日
3回東京
6日目
曇(重) 8 4才
500万以下

1400
14 11 10 △牧原 51.0 1.27.9 40.1 466 0