シルクグローリー



シルクグローリー(牡 引退時4歳 中尾銑厩舎所属)

父 モガンボ
母 シルクボローニャ(母父 マルゼンスキー)
姉 シルクフローレンス(ブライアンズタイム)

この馬にした理由

この馬の血統的ポイントとして、ノーザンダンサー系の肌にミスタープロスペクター系の父という、いまアメリカで主流になっている血統構成であるということがあげられます。モガンボ産駒は得てしてダートに強いという部分がありますが、それは自身の能力を確実に伝える事であり、ブルードメアサイアー(母の父)としての実績があるマルゼンスキーとの組み合わせで、中山最終レース(古馬900条件)ダート1200Mなんかで結構活躍しそうです。しかし、最終的には実際に(この馬に関しての)出資する父(治男56歳)がこの馬がいいといったので・・・。

10/7
念願の入厩を果たしました。助手さんから「いいキャンターをする」とほめられたそうです。次の東京か12月の中山でデビューしそうです。

11/1
デビュー戦を迎える事が出来ました。しかし、よりによって、初日の芝の混合戦、素質馬が目白押しです。出走頭数が手頃ということで、出したのではないかと思います。結果は、8頭中7着。出遅れもあり、レースどころではなかったようです。
パドック(坂井 信氏 撮影)

11/18
デビュー戦で、股関節を骨折していたようです。全治9ヶ月との診断がおりたそうです。来年の秋頃まで出走は出来ないかもしれません。大変残念です。

12/16
「大木牧場の馬房で休養中です。もう少し休ませてから、パドックに放牧する予定です。」そうです。まだまだ時間がかかりそうなので、気長に待つことになりそうです。しかし、厩舎が厩舎だけに復帰前に引退という憂き目にあう可能性もあります。はぁ〜。

8/1
ついに復帰戦を迎える事ができました。今度は中尾先生もしっかり仕上げてくれたようで、最終追い切りでDコースのトップタイムを叩き出していました。しかし、やはり休み明け、前走のようにレースにならないほどではないにしろ、直線伸びもせず、タレもせずで5着でした。次走は船橋の交流戦を予定しているようです。

8/13
船橋の交流戦、ベストステッキ特別に出走しました。距離1600と今のグローリーくんにはちょっと長い距離だったように思います。レースぶりなどは、観戦出来なかったのでわかりませんが、未勝利脱出も見えてきた結果のようです。次走も浦和の交流戦に登録したようですが、除外されたため中央での出走となるかもしれません。

10/21
福島の未勝利に出走しました。台風の影響でどろどろの馬場コンディションのなか、3着とがんばりを見せてくれました。この分で行くと、そろそろ順番も回ってきそうな感じです。

11/27
左前脚屈腱炎の為、引退が決まってしまいました。今後の予定は未定ですが、地方に転出できればすぐにでも勝ち上がれそうなので、早くけがを治してほしいものです。競走馬の宿命とはいえ、非常に残念です。


戦歴

年月日 開催 天候 R レース名 距離 騎手 斤量 タイム +-
97年
11月1日
5回東京
1日目
晴(良) 5 3才新馬
1600
8 8 7 蛯沢 54.0 1.40.5 37.4 484 -
9ヶ月 股関節骨折
98年
8月1日
2回新潟
5日目
晴(稍) 1 4才未勝利
1000
12 6 5 ☆池田 54.0 1.01.9 37.8 478 -6
98年
8月13日
9回船橋
3日目
晴(良) 8 ベストステッキ特別
1600
6 3 3 ☆池田 54.0 1.44.7 41.2 477 -1
98年
10月6日
10回浦和
2日目
雨(稍) 7 マルチメイト特別
1400
11 1 3 池田 54.0 1.30.4 40.2 485 +8
98年
10月17日
2回福島
5日目
雨(不) 2 4才未勝利
1000
9 2 3 大西 55.0 1.02.1 38.2 486 +1