レンズ比較
手持ちのレンズの比較を行ってみました。
Elmar-M50mmF2.8

インダスター50mmF3.5

どちらもF3.5,1/8コダックスーパー200で撮影しています。シャッター速度が遅いのでちょっと子供がぶれていますが。エルマーの方がボケがちょっと柔らかいくらいで、インダスターも非常に良い描写をしています。
良く見ると冷蔵庫のそばの壁がインダスターの方はたる型に湾曲しています。これは50mmとしてはちょっと大きい湾曲ですが、普通に使っている分には湾曲はたいして気になりません(私の場合)のでOKです。非常に価格差がある2本ですが、インダスター、超お買い得です。ただ、逆光に強いかどうかは室内の試写では良く分かりませんので、また今度比較してみます。エルマーは新しいレンズだけあって逆光にも強いです。
FED52mmF2.8もいっしょに撮影したのですが、ちょっと子供がぶれすぎたので省略します。この2本と比較するとちょっと荒い感じの描写でした。
Summaron35mmF2.8

Jupiter35mmF2.8

35mmレンズの比較です。300W電球で照明し、どちらもF11,1/30,コダックスーパー200で撮影しています。ジュピターは開放ではちょっと周辺が流れたりした記憶がありますが、今回は絞ってみました。
ズマロンの方が色・繊細さなどで総合的に良い感じですが、それほど大きな差は無いでしょう。はっきり分かるのは湾曲で、ジュピターはミッキーが寄りかかっている壁が曲がっています。ジュピターの湾曲は他の方も良く言っていることですが、確かに大きいです。が、こちらも値段がまったく違うことを考えればお買い得です。
なお、逆光はどちらも苦手です。
キャノンFD55mmF1.2S.S.C.

コシナ55mmF1.2

55mmF1.2大口径標準レンズの比較です。雨の中で紫陽花を絞り開放で撮影しました。露出は同じにしたのですが、キャノンの方が明るくなっています。描写ですが、どちらも柔らかくてダイナミックにボケが楽しめます。ボケの質としてはキャノンは形が分かるようにボケていき、コシナは柔らかくボケます。キャノンは過去に二線ボケ的になることがありました。

レンズの外観はキャノンが圧倒的に大きく、レンズの径自体は同じくらいですが、太さが違います。値段は現在の実売価格としては新品であるにもかかわらずコシナが圧倒的に安いです。
大口径の標準レンズは暗いときにもありがたいのですが、それ以前に開放付近の軟らかなボケ味を楽しむことができます。しかもサンニッパなどに比べれば圧倒的に安いのでお勧めです。ただ、ピントあわせは非常に困難です。合わせたつもりでシャッターを切るとそのタイムラグの間に被写体が動いたり、自分が揺れたりしてピントがずれてしまいます。失敗も多いですが、楽しみも多いレンズと言えるでしょう。