- 回線遅延シミュレータとは何ですか?
- 回線遅延シミュレータは、ネットワーク回線の帯域・品質を制御する装置です。例えば、アナログ回線やISDN回線などの低速回線を再現したり、海外を経由するような遅延の多い回線を再現することができます。
- どういった場面で使用されていますか?
- WANの回線遅延のシミュレートや、モバイル向けサービス・VoIPの試験ツールとしての実績があります。また、強制的な帯域制限などの目的でもご使用いただけます。
- TCP/IP以外のプロトコルに対応していますか?
- はい、対応しております。プロトコルによる制限を受けることはありません。
- IPv6に対応していますか?
- はい、対応しております。 ※但し、設定画面へのアクセスはIPv4のみとなります。
- QoSに対応していますか?
- いいえ、対応しておりません。
- ジャンボフレームに対応していますか?
- EthdelayProはMTUを1~9216byteで指定可能です。
- 使用するにあたり、別途必要な物はありますか?
- Etherdelay本体の設定を行う際に、WebブラウザのインストールされたPCが1台必要になります。
- 対応しているブラウザの種類は何ですか?
- 以下のブラウザを推奨しております。
Internet Explorer 6以降、Mozilla FireFox 2以降、Apple Safari 3以降
- リーキーバケツとトークンバケツの違いは?
- トークンバケツはある程度のバーストを許し、ポリシングに使われます。リーキーバケツは指定値を超えることはなく、シェイピングに使われます。トークンバケツでは瞬間的に指定した制限値を超える場合がありますが、異常ではありません。
- EthdelayとEthdelayProの違いは?
- バージョン1.1.6からEthdelayProには測定機能が追加されました。
EthdelayProはスループットがUDPの実測で最大500Mbps(Ethdelayは10Mbps)まで出ることと、実測往復最小遅延が2ミリ秒(Ethdelayは15ミリ秒)と性能が異なるのと、管理用NICが別になるのでテストに影響を与えないという点が異なります。
また、ハードウェアの処理性能の違いにより、高負荷状態での処理遅延がEthdelayは大きくなります。
こちらの資料(Ethdelay詳細資料:6.75MB PDF)を参考にご覧ください。