キャノンレンズ

キャノンレンズ作例

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キャノン R・FL・FDマウント レンズ

キャノンレンズR 50mm F1.8

 RMと一緒に父が購入した物です。当時としてはF1.8は明るいレンズだったようです。Rレンズは絞りリングがレンズの先端側に2つあり、片方がシャッターに連動する絞り設定で、もう片方がシャッターとは無関係に絞られます。現在、絞りが絞られたままで固まってしまい、キャノンに修理に出し無事に直りましたが、9000円かかりました。あまい描写ですが、自然で使いやすいレンズだと思います。

キャノンレンズFL 100-200mm F5.6
 
 父が運動会などで私を撮るために購入した望遠ズームレンズです。このときにはRレンズは無かったようで、FLレンズです。RMにFLレンズを装着するとシャッターと連動した自動絞りが使えません。従って、撮影前にマニュアルに切り替えて絞り込んでからシャッターを切る必要があり、大変面倒です。それでも、その後のFDレンズよりはましで、FDレンズはそのままRMに装着しようとするとと連動レバーが当たって装着できません(FD互換のレンズメーカーの物で試したので、純正ではつくかもしれません)。この辺はニコンは立派で、Fから現在までレンズはすべて正常に装着できます。今のズームレンズと比べるととても大きく、直進式ですので、200mmにしてフードをのばすと迫力があります(細いですが)。暗いレンズですが、写りは良かったと思います。良くこのレンズで国鉄の特急を撮りに行きました。現在のレベルで見るとやさしい描写です。作品集3に作例が出ています。右の写真は同じレンズですが、F-1をお借りした際に一緒についてきたもので、カビだらけの状態をクリーニングしました。

FD55mmF1.2S.S.C
fd55mmf1_2.jpg (3969 バイト) fd55mmf1_2.jpg (3969 バイト)
 キャノンF-1をご近所の方からお借りしているのですが、それについてきたレンズです。さすが大口径レンズ、太くて重たいです。実に良くボケてくれますし、暗くても早いシャッターを使えるので便利ですが、内部が汚いためか、夜景などでは光がにじんでしまいます。が、やさしい描写で、絞るとシャープで良いレンズだと思います。

FD28mmF2.8S.C
fd28-2_8.jpg (10021 バイト)
 F-1と一緒にお借りしたレンズです。カビがひどかったのですが、分解してクリーニングしました。描写的には何ら問題の無い結果でほっとしています。

FD200mmF4S.S.C
fd200-4.jpg (8302 バイト)
 これもお借りしたレンズですが、すばらしくカビカビ状態でした。レンズをすべてばらしてクリーニングし、復活です。描写はなかなか素直で良い感じです。

NFD28mmF2.8

 またまたお借りしたレンズです。A-1と一緒にお借りしました。FDとほぼ同じNFD版で、描写も同じ感じです。シャープですし、ボケも悪くないと思います。

NFD70-210mmF4

 これもA-1と一緒にお借りしたレンズです。直進ズームで、マクロ付きです。割とコンパクトで、描写はすばらしいです。ボケはそれほど良くはないですが、十分シャープですし、逆光にも強いです。FDマウントのボディをお持ちの方は中古価格も安いですし、お勧めだと思います。


キャノン EF マウントレンズ

EF50mmF1.8U
ef50f18-1.jpg (33258 バイト)ef50f18-2.jpg (22889 バイト)

 私は今のところ自分ではEOSボディは所有していないのですが、これは母へのプレゼントのレンズです。前にもEF24-85mmF3.5-4.5USMもプレゼントしていますが、そちらは写真を撮り忘れました。
 このレンズは定価で12000円という驚くべき低価格レンズで、外観もまさにチープな感じです。距離目盛も深度目盛りもありません。もちろんUSMでもないのでフルタイムマニュアルフォーカスは出来ません。フードは別売りですが、こちらはなかなか立派な作りで、フードそのものはプラスチックですが、アダプターリングが金属製です。
ef50f18-3.jpg (27579 バイト)ef50f18-4.jpg (24770 バイト)
 アダプターリングは52mmのフィルターリングにねじ込むものなのですが、当然、他のレンズの52mm径のものにも使えそうです。ニコンのレンズに装着してみました。フード自体は着脱の容易なタイプで、携帯時は逆さに装着できて便利です。ニコンの純正フードより使いやすい気がしますが・・・。
 先日母が遊びに来たときにボディごと借りてリバーサルで撮影してみたのですが、このレンズは実にすばらしい描写をします。ハイコントラストでボケも自然。歪曲なども感じられません。まあいまどき50mmF1.8という平凡なスペックで目立ちませんが、実売1万円以下でこれだけ立派な写りのレンズはそうは無いでしょう。ただ、マニュアルフォーカスが非常につらいのが残念。

EF24-85mmF3.5-4.5USM

 ずっと写真を撮り忘れていた母にプレゼントしたズームレンズです。USMでフルタイムマニュアルフォーカスが可能なのは使いやすく、音も無くピントが合うのは気持ちがいいのですが、マニュアルフォーカスはいまいち操作性が良くない感じもします。ピントリングが狭すぎですし、回転角がどうもしっくりしません。
 描写は無難で、24mmがわではかなりの歪曲もありますが、こんなものでしょう。

EF50mmF1.4USM

 デジカメのD30といっしょに購入したレンズです。なんと言っても自分ではEFレンズは1本も持っていませんでしたので。母にプレゼントした50mmF1.8でも十分な性能なのですが、マニュアルフォーカスのやりやすさのため、こちらにしました。とは言っても、EFレンズのフォーカスリングの感触はいまいちなのですが。

 ニコンの同一スペックのレンズと並べるとEFレンズの大きさが良くわかります。マウント自体も大きいですが、レンズも巨大。描写は実に自然で、定評どおりのすばらしいレンズです。

EF50mmF2.5コンパクトマクロ

 これはずっと昔から母が使っていたマクロレンズです。EOSの初期のころからあるものだったと思いますが、いまだにこのままです。マクロこそUSMのフルタイムマニュアルフォーカスが必要だと思うのですが、50mmマクロはこのまま。1/2倍までしか単独では近接できません。100mmマクロはUSM仕様に生まれ変わりました。
 まあ、それはさておき、描写のほうは実に完璧です。シャープで、ボケもまずまず自然です。D30との組み合わせの作例を載せておきます。

EF17-35mmF2.8L USM

D30は35mm判に比べ、画角が狭く、どうしても望遠的なレンズが多くなってしまい、いくら広角の苦手な私でも望遠的なレンズばかりでは厳しく、かといって何本も広角レンズを買うのもどうかと思い、ズーム、しかもどうせなら長く使っても不満にならないような物を、と奮発し(また借金ですが)、17−35mmF2.8のLレンズを調達してみました(中古ですが)。Lレンズはもちろん初めてで、うれしいです。同じフルタイムマニュアルフォーカスでも50mmF1.4USMとは大違いで、実に滑らかなフォーカスリングの動きなど、さすが高級レンズです。17−35mmでも、D30では27.2−56mm相当になり、それほど極端な広角にはなりません。

フードも見事な作りの(プラスチックではありますが)ものです。きちんと植毛されています。

レンズ後部にはゼラチンフード差込用の場所がありますが、私は使わないでしょう・・・。

1枚目と最後のレンズが非球面で、1枚目は高価な切削非球面レンズらしいです。さすがLレンズ。フィルター系は77mmと、さすがに大きいです。さて、実際の描写ですが、さすがに高級レンズだけあってコントラストもシャープさも文句ありません。D30では周辺を使わないので超広角の周辺の劣化もわかりません。歪曲は多少ありますが、現代のレンズらしく、逆光にもまずまず強いです。フォーカスリング、ズームリングともしっとりした操作感で文句ありません。42cmまでの近接能力もまずまずでしょう。大きく重たく、フードも邪魔になるほどのレンズですが、満足度は高いレンズです。でもせっかくの17mmを生かすために銀塩のボディも欲しいかな・・・。

EF28-70mmF2.8L USM

 D30がすっかり気に入り、ついにキャノンを中心にシステムを変更しよう、と決心し、F4Sなどを売却した際に購入しました。重くて大きな標準ズームです。D30で使用すると、44.8-112mmとなり、望遠気味のズームとなりますが、広角が苦手な私にはやっぱり使いやすいです。

 17-35mmと並べると巨大さが良くわかります。17-35mmでも十分大きいですから。前玉は焦点距離が長い分、大きくなっています。作りとしては17-35mmの方が少し良いような気もします。

 フードもかなり違いますね。28-70mmのフードは凝っていて、広角側で前玉が前に出てきて、フードの奥行きが相対的に短くなり、70mm側ではかなり深く、28mm側では浅くなり、効果がありそうです。望遠側が短いというのは感覚的には合いませんが、フードを考慮して設計したのでしょう。
 さて、実際の写りですが、まさにEF17-35mmとそっくりな感じで、28mmあたりの同じくらいの焦点距離で比べたら本当にそっくりでした。望遠側でもボケもシャープさも全くOKで、すばらしい。実は私の使ったニコンのレンズは安いものばかりで比較するのがおかしいのですが、ニコンも高級レンズはきっと良いのでしょう。あとは70-200mmのF2.8か、F4があればすべてOKという感じです。銀塩EOSも欲しい・・・。

EF300mmF4L IS USM

 無事に銀塩EOSとして、EOS-1Vを購入しましたので、もうEOSレンズ欲は止まりません。またまた機材を売却し、100mmマクロか、70−200mmズームかでも買おうかと思っていたのですが、同行した妻の、「もうすぐ運動会だし、手ぶれ補正は良いのでは?」ということで、このレンズになりました。中古です。もちろんもともと欲しかったのですが。サンニッパはあまりにも重たく、しかも手持ちでは成功率が低いという経験から、軽くて手ぶれ補正が良いと思っていましたが、実際に撮影してみて本当に実感できました。1.3Kg程度で、300mmとしては割と軽く、三脚座を外せば十分鞄にも入り持ち運びも苦になりません。手ぶれ補正の威力は本当に強力で、一度使ってしまったらもう普通の望遠レンズは使いたくなくなるほど。しかもこのレンズは1.5mまで近接できるのでマクロレンズ的にも便利です。作品集47に作例を載せました。

格納式のフードを引き出すとこのように300mmらしい迫力ある長さになります。

手ぶれ補正のスイッチなどです。Lレンズの手ぶれ補正には流し撮りモードもあります。

サンニッパと並べると圧倒的な口径の差が良くわかります。これでは重さも違いますし、バッグに入るかどうかも一目瞭然。

Extender EF 1.4x U

 キャノン純正の1.4倍テレコンです。一応最新型にしてみました。2倍の方は光学系も変更されたようですが、1.4倍の方は防滴対応と、内部反射対策が変更点のようです。たかがテレコン(失礼!)の癖に、圧倒的な高価は気になりますが、性能は確かにすばらしいです。レンズ比較42に使用結果を載せました。防滴対応のため径が大きくなっており、私の300mmF4との組み合わせでは段差が出来て格好悪いです。


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